県庁でテロ想定の図上訓練 (05日)

県内でのテロ発生に対応するため関係機関が連携した図上訓練が5日、県庁で行われました。県はテロや武力攻撃の発生に備え2006年に制定した県国民保護計画に基づいて訓練を毎年行っています。今回は、被害地域や避難場所などを地図に記入することで情報を共有することを目的とした図上訓練です。県や金沢市、消防、県警など11の機関からおよそ50人が参加た訓練は県内4市町で大規模テロが発生したとの想定です。より実践的な対応ができるよう参加者にはシナリオが知らされていません。爆発や毒物などの被害が次々と報告される中県の職員が情報を整理して状況を判断。消防や警察関係者が地図に情報をまとめ、避難指示や救援措置を執りました。また、被災者救済のため医療班の手配や災害派遣要請などを自衛隊に行う手順も確認しました。県の危機管理対応能力が問われるだけに訓練は2時間半に渡りました。 (16:45)


放火未遂事件の裁判員裁判始まる (05日)

今年1月、自分の住むアパートの部屋で布団に灯油をまき、放火しようとしたとして放火未遂の罪に問われている、住所不定、無職の奥出洋平被告(27)に対する裁判員裁判が5日から始まりました。初公判で、奥出被告は「布団を燃やしたが、建物を燃やす気はなかった」と起訴内容を一部否認しました。2日目の6日は被告の行為に危険性があったかなどを争点に証人尋問や被告人質問が行われます。 (15:41)


クマ出没 「注意情報」を「警戒情報」へ (05日)

クマの出没が相次いでいることから、県は5日、出没注意情報を警戒情報に引き上げ、市や町と連携して対策に取り組みます。県内では今年に入りクマの出没が140件あり、過去5年間では2006年に次いで2番目の多さとなっています。これを受け県は5日、関係する市や町、警察、猟友会などを集め緊急の対策会議を開きました。会議では、先月22日に注意情報が出されたあともクマの出没が相次いでおり、人が襲われる被害も起きていることが報告されました。さらにクマのえさの調査などから、今後も出没が増え続ける可能性があり、注意情報を警戒情報に引き上げることを決めました。県は今後、市や町と連携してパトロールを強化するなど、人への被害を未然に防ぎたいとしています。 (15:27)


博物館が教室にやってきた! (05日)

学校の教室で博物館と同じ体験をしてもらおうという出前教室が5日、白山市の小学校で行われました。白山市では、子どもたちに豊かな発想力や感性を身につけてもらおうと感性のびのび教育を実施しています。今回は、白山市立松任博物館による出前教室で昔の農作業がテーマです。白山市の旭丘小学校には稲を脱穀するための千歯こきやミニチュアの米俵などの展示品10点が松任博物館から持ち込まれ、ボランティアの人が昔の農作業について説明しました。出前教室に参加した4年生は、社会科の授業で昔の暮らしについて学んでいますが、教科書に載っていた千歯こきで実際に脱穀を体験しました。白山市では、来年もこうした活動を続け教科書だけでは学べないことを子どもたちに伝えていきたいとしています。 (14:06)


加賀市沖の衝突事故で書類送検 (05日)

2日、加賀市の沖合いで県漁協加賀支所所属の底引き網漁船「第二大栄丸」と香港籍の貨物船「大平」が衝突した事故で、5日、双方の船の運転責任者が業務上過失往来危険の疑いで書類送検されました。事故の起きた場所は、漁船の操業場所であると同時に、貨物船の経路にもなっていたことから、敦賀海上保安部は、双方が安全に配慮する必要があったと判断しました。 (16:35)


新たな建物で金沢の金箔をアピール (05日)

金箔を通して金沢の工芸文化を広めている安江金箔工芸館が金沢市東山へ移転し5日、記念のセレモニーが行われました。安江金箔工芸館は、建物の老朽化などから金沢市北安江から東山へ移転ました。新館が完成したことを記念したセレモニーでは、金沢市の山出市長が「東山に移転したことで多くの人に来てもらえる。箔の美や職人技を県内外に伝えてほしい」と述べました。新館では、蔵をイメージした外観に金箔を使用し、歩く人にも金箔の魅力をアピールしているほか、3階には新しく研究所が併設され、金箔のさらなる用途を科学的な面から探っていくということです。なお、移転開館に合わせ、5日から来月28日まで職人の技と金箔の美を堪能できる特別展が開かれています。 (11:51)


1年間死体と一緒に・・・女を逮捕 (05日)

5日未明、金沢市のアパートで腐敗した遺体が見つかり、この部屋に住む48歳の女が逮捕されました。死体遺棄の疑いで逮捕されたのは金沢市入江1丁目の無職、近江敏江容疑者(48)で、およそ1年前から自宅アパートに同居人の男性とみられる遺体を放置していた疑いが持たれています。4日深夜、近江容疑者が近くの交番に届け出て事件が発覚しました。遺体は腐敗が進み性別も分からない状態で、居間の段ボールに入れられていました。近江容疑者は内縁関係の60代の男性と同居していたということで、遺体はこの男性とみられています。警察に対し、近江容疑者は「男性は病死し、1年前から放置している」「かわいそうになり届け出た」と供述しているということです。 (14:25)


法事の食事で食中毒 (04日)

2日、白山市幸明町のセレモニーホール天祥閣の別館「祥」で法事に参加した9家族の男女11人が嘔吐や下痢など食中毒の症状を訴えました。このうち2人が入院していますが全員が回復傾向にあるということです。石川中央保健福祉センターでは、この施設で提供された料理が原因の食中毒と断定しました。石川中央保健福祉センターでは食中毒の原因の特定作業をおこなうとともに「祥」に対し、4日から3日間、営業停止の処分を下しています。 (18:55)


市長選対応について自民金沢支部が金沢市長と懇談 (04日)

来月21日に告示される金沢市長選挙への対応をめぐり、自民党の幹部が4日、6選を目指す金沢市の山出保市長と懇談しました。自民党の馳浩衆議院議員と金沢支部の支部長を務める下沢佳充県議らは4日、金沢市の山出保市長と懇談し、市長の6選への思いや政策についての考えを聞きました。この後、自民党金沢支部は小委員会を開き、独自候補について意見交換しました。党員の一部から馳浩衆議院議員や下沢佳充県議を擁立すべきといった意見が出ていることについては、来週の連休明けまでに対応を決めることを申し合わせました。金沢市長選は来月21日告示、28日に投開票が行われます。 (16:32)


過払い金の返還どうなる?電話相談 (04日)

消費者金融大手の武富士が先月、会社更生法の適用を申請したことを受け、多重債務者の相談を受けているNPOが4日から電話相談を始めました。武富士は先月28日会社更生法の適用を申請しました。その理由は利用者が武富士に払い過ぎた金利、いわゆる過払い金の返還が多額にのぼり、資金難に陥ったためです。そこで多重債務者の相談を受けている「金沢あすなろ会」では過払い金を取り戻すことは当然の権利だとし4日から電話相談と面談を始めました。あすなろ会にはこれまで武富士から過払い金を分割で受け取ってきたが今後どうなるかという相談を受けているそうです。またあすなろ会では今後、武富士の動向を注視し過払い金がある人は請求手続きをすることや金利を払い過ぎていないか確認することを呼びかけています。 (15:59)


クマを警戒し金沢市内の小学校で集団登下校 (04日)

クマの出没が相次いでいるのを受け、金沢市内の小学校では集団での登下校を行うなど警戒を強めています。金沢市では先月、住宅街近くにクマが出没し、警察や猟友会が捕獲した騒動が2件起こっています。また、2日には金沢市大桑町で65歳の男性がクマに頭を噛まれ、大けがをしました。男性を襲ったクマは逃げていることから現場近くにある金沢市の十一屋小学校では全校児童、およそ530人を対象に週明けの4日から集団での登下校を行っていてクマ出没への警戒を強めています。クマが捕獲されるまで当面、集団登下校を続けることにしています。 (15:30)


泉鏡花記念金沢市民文学賞に歌集選ばれる (04日)

泉鏡花記念金沢市民文学賞の受賞作品が4日、決まりました。金沢市民文学賞は、伝統ある文芸活動のさらなる発展を期待し、泉鏡花生誕100年の記念として設けられました。38回目となる今年は、金沢市出身の歌人三井修さんの『歌集薔薇図譜』が選ばれました。三井さんは、東京外国語大学を卒業後、三井物産に勤務し、中東の国々をモチーフにした歌を多く詠んできました。今回の受賞作品では、自分の身近なものに触れ、実際に兄を亡くしたときの体験を短歌で表現しています。 (15:13)


ストーカーの金沢市元職員に判決 (04日)

好意を持った女性に付きまとい、盗撮などを繰り返したとされる金沢市の元職員に対し、執行猶予付きの判決が言い渡されました。判決を受けたのは、金沢市の元職員中島護被告(49)です。起訴状によると中島被告は今年5月から6月にかけ好意を持った女性(31)を待ち伏せし、ビデオカメラで撮影するなどストーカー行為を繰り返したとしてストーカー規制法違反などの罪に問われていました。4日の判決で、金沢地方裁判所の入子光臣裁判官は、犯行は陰湿かつ執拗で刑事責任は重いとしながらも被告が被害者に200万円を支払うなど、反省態度を示していることや懲戒免職の処分を受けていることから懲役4ヵ月の求刑に対し懲役4ヵ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。判決に対し、弁護側は「控訴しない方針」だと話しています。 (12:18)


殺人未遂容疑で七尾の77歳漁師を逮捕 (04日)

3日夕方、七尾市内の住宅で漁師の男性を小刀で刺し、殺害しようとしたとして77歳の漁師の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは七尾市石崎町の漁師、柿島吉一容疑者(77)です。警察によりますと柿島容疑者は3日午後6時半ごろ近くに住む58歳の男性漁師の自宅に押しかけ、居間にいた男性漁師の腹を持っていた小刀で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。男性漁師は、小刀をかわそうとした際に左脇腹にかすり傷を負いました。柿島容疑者は、通報を受け駆け付けた警察官に殺人未遂などの現行犯で逮捕されました。警察の調べに対し柿島容疑者は、男性漁師との間に船の売買をめぐるトラブルがあったと供述し、殺意についても認めているということです。柿島容疑者は犯行前に自宅で酒を飲んでいたということで警察では、犯行に至った経緯などをさらに詳しく調べています。 (10:57)


金沢でひき逃げ 3人軽傷で男を逮捕 (03日)

2日夕方、金沢市問屋町で衝突事故を起こして逃走し、3人にけがを負わせたとして3日、49歳の男が逮捕されました。道路交通法違反のひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは金沢市南新保町の会社員、出崎喜友(49)容疑者です。出崎容疑者は2日午後6時過ぎワンボックスカーで金沢市問屋町の市道を走行中、コンビニの駐車場に入ろうと右折した際、反対からきた乗用車と衝突しました。しかし、そのまま逃走した疑いです。乗用車には、3人が乗っていましたがいずれも軽傷です。事故から20分後出崎容疑者は現場に戻り「わたしがやりました」と警察官に申告、車の破損状況などから3日、逮捕されました。出崎容疑者からは規定量を超えるアルコールが検出され警察では、飲酒運転の疑いでも調べています。 (15:46)


戦闘機の編隊飛行に歓声 (03日)

航空自衛隊小松基地で3日、航空祭が開かれ家族連れなど多くの人が戦闘機の華麗な飛行を楽しみました。航空祭は、戦闘機の機動性能や航空自衛隊の活動などを知ってもらおうと毎年開かれています。小松基地の上空では戦闘機8機が編隊飛行などを行い日ごろの訓練の成果を披露しました。訪れた人は普段は入ることができない基地の中から華麗な演技を楽しんでいました。また、格納庫では戦闘機のコックピットを間近で見られるとあり人気を集めていました。 (14:34)


県トラック協会が道路をボランティア清掃 (02日)

県トラック協会に加盟するおよそ700社の運転手らが道路に感謝の気持ちをこめボランティア清掃を行いました。県内8カ所で行われた清掃活動には390人が参加。このうち金沢市福久町の国道8号ではおよそ100人が歩道沿い2キロほどの範囲を担当しタバコの吸い殻や、空き缶などおよそ2トンを拾いました。年々マナーが改善され、ゴミは減少傾向にあるということです。 (12:05)


ダンロップが無料タイヤ安全点検 (02日)

自動車のタイヤが原因で起こる事故を防ごうとダンロップタイヤが2日、全国一斉にタイヤの無料点検を行いました。県内の会場は小松市の道の駅こまつ木場潟で、ドライブや買い物に訪れた人たちが愛車のタイヤの空気圧や溝の残り具合などのチェックを受けました。特に空気圧はひと月で5%ほどが自然に抜けるとされ、ダンロップではこまめな点検を呼びかけています。 (12:40)


65歳男性がクマに襲われ大けが (02日)

2日午前9時ごろ金沢市大桑町の犀川緑地でジョギングをしていた男性が公園の水飲み場で水を飲んでいたところ、突然、クマに襲われました。男性は、頭を噛みつかれて大けがをしたため、病院に運ばれ手当を受けました。警察によると現場付近では大きなクマと小さなクマの目撃情報がそれぞれ寄せられていることから親子のクマが出没した可能性もあるということです。猟友会のメンバーや警察がクマを捜しましたが、発見には至っていません。 (16:13)


加賀市沖合い 底引き網漁船と貨物船が衝突 (01日)

午前2時ごろ、加賀市橋立漁港の沖合いおよそ18キロの海上で、県漁協加賀支所所属の底引き網漁船「第二大栄丸」と香港籍の貨物船「大平」が衝突しました。第二大栄丸の乗組員5人と大平の乗組員18人にけがはありませんでした。関係者の話によると事故当時、第二大栄丸は漁をしている最中で、船の左側から突然、貨物船がすれ違うような形でぶつかってきたということです。近くにいた仲間の漁船の通報で敦賀海上保安部が貨物船を調べたところ、左舷船首のいかり付近に白い塗装片を確認したため、敦賀港に入港を指示し詳しい事故原因を調べています。 (15:23)


北陸道で4人けが 横転した軽四にトラック突っ込む (01日)

事故があったのは、富山県南砺市の北陸自動車道下り線です。午前7時40分ごろ、金沢から富山方向へ走っていた軽乗用車が道路脇のガードレールに衝突し、追い越し車線側で横転しました。軽乗用車に乗っていた3人は、自力で車外に脱出しました。しかし、そこへ、トラックが突っ込み、玉突き状態となり、軽乗用車が前に立っていた3人のうち2人をはねました。さらにトラックが走行車線側にはみ出したため、後ろからきた乗用車が追突しました。この事故で軽乗用車の3人と乗用車の女性が軽いけがをしました。現場は緩い右カーブの下り坂でした。この事故の影響で北陸自動車道は、金沢森本と小矢部間の下り線が3時間10分にわたって通行止めとなりました。 (19:01)


中能登町で無理心中か 小学6年生の長男が死亡 (01日)

30日午後11時半過ぎ、中能登町春木の56歳男性の住宅で「小学6年の長男の意識がない」と消防に通報がありました。長男はおよそ2時間後に病院で死亡が確認されました。また、男性の妻(48)も意識がもうろうとしていると通報があり、病院で手当てを受けています。警察では妻が無理心中を図った可能性が高いと見て男性などから事情を聴いています。妻は男性と死亡した長男を含む子ども3人の5人家族でした。死亡した長男や妻には目立った外傷がなく、警察では妻が薬などを使って無理心中を図った可能性もあるとみて長男の死因などを調べています。 (11:06)


能登町 毒キノコを食べた一家が食中毒 (01日)

9月29日、能登町に住む4歳から70代の一家6人が、近くの山林で採取したキノコを夕食のすまし汁にして食べたところ、全員が吐き気、嘔吐、下痢など食中毒の症状を訴え、そのうち5人が病院で治療を受けました。能登北部保健福祉センターが調べたところ、食中毒の原因は毒キノコの一種である「クサウラベニタケ」と分かりました。治療を受けた5人はいずれも回復傾向にあるということです。県では食べられるとはっきり分かっているキノコ以外は絶対に食べないよう注意を呼びかけています。 (18:55)


金沢市小坂町でクマ出没か (01日)

1日午前10時過ぎ、金沢市小坂町でクリの実が食い荒らされているのを近所の住民が発見し、近くの小坂小学校に連絡が入りました。このため小坂小学校では、クマが出没したと見られる現場近くに住む児童4人が、教師2人に引率されて下校しました。一方、加賀市の北陸自動車道では1日未明、オスのツキノワグマが乗用車と衝突し、死にました。 (16:07)


JA白山 ブランド米を初出荷 (01日)

JA白山は、地域の農業振興を進めるため3年前から地元特産物のブランド化に取り組んできました。1日は、そのうちのひとつ、白山麓から鶴来南部地区で今年初めて収穫されたブランド米「比めの米」が初出荷されました。このコメは安全、安心を基本に農薬の使用を極力抑えて栽培されました。通常より田植えの時期を1カ月ほど遅らせることで高温時期に穂が出ることを避け、乳白色の粒が少ない高品質な米にしています。今年の収穫量はおよそ36トンでしたが、来年以降はさらに収穫量を増やしていきたいということです。販売価格は2キロ入りが1100円、5キロ入りが2600円でAコープやインターネットなどで販売されます。 (16:02)


明治時代を復元!山代温泉の古総湯が完成 (01日)

加賀市の山代温泉では、歴史的まちなみを再生し、地元のにぎわいを取り戻そうと、総湯を整備してきました。去年8月、ひとつめの総湯が完成したことに続き、9月30日に完成した古総湯は、明治時代の総湯を復元し、どの旅館からでも入りやすいよう出入口が何カ所もあるなど、外観や内装だけでなく当時の雰囲気も楽しめます。古総湯はあさってオープンします。 (16:31)


金沢で男性がクマに襲われ軽傷 (30日)

30日午前、金沢市の山中で作業中の男性がクマに襲われ足に軽いけがをしました。男性を襲ったと思われるクマは射殺されました。30日午前9時すぎ、金沢市中山町の山中で伐採する木に印をつけていた富山県の男性(52)がクマに遭遇しました。クマは男性を引っかいた後、逃げました。男性は足に軽いけがをしました。通報を受けた警察と猟友会が付近を警戒してところ午後2時半過ぎ、男性を襲ったと思われるクマを発見し射殺しました。一方、30日午後1時18分ごろ白山市白峰の民家の敷地内でクマがクヌギの実を食べているのを住民が見つけ警察に通報しました。クマは猟友会によって射殺されました。県では22日にクマが人里への出没が増える可能性があるとして「ツキノワグマの出没注意情報」を出し注意を呼びかけています。 (16:47)


値上げ目前のたばこ・・・まとめ買いも (30日)

10月1日から多くの銘柄のたばこが110円から140円値上がりします。町のたばこ店では、30日もまとめ買いをする人が訪れていました。金沢市内のたばこ販売店では値上げ前のかけこみ需要で今月の売り上げはいつもの倍。中には30カートン(300箱)金額にしておよそ9万円分まとめ買いした人もいたそうです。この日も3カートン買っていく男性がいました。 (15:29)


職務に誇りを持ち不祥事防止を (30日)

職員の不祥事が相次いだ金沢市は来月中にも防止対策のための推進組織を設け行動計画をまとめることになりました。金沢市では今年度、公然わいせつや盗撮など職員の不祥事が4件起きています。今月設置した外部の識者による不祥事防止対策検討会で問題点を洗い出し30日、具体策を盛り込んだ提言書をまとめました。会長をつとめる金沢大学名誉教授の鴨野幸雄会長が山出市長に提出し、職務に誇りを持つことや職員同士のコミュニケーション精神面の問題を柱に取り組むよう要望しました。これを受け、市では来月中にも、不祥事防止に取り組む組織を設置し行動計画を策定します。また、検討会については検証する外部機関として移行する予定です。山出市長は、悩みを相談しやすい環境を整え「メンタルヘルス」にも取り組む方針です。 (15:26)


輪島市の保育園児がコイの稚魚を放流 (30日)

輪島市門前町で30日、地元の保育園児がコイの稚魚を放流しました。この放流事業は、小さいころから地元の河川に親しみを持ってもらおうと、おととしから行われています。輪島市門前町の馬渡地区を流れる仁岸川の上流には近くの松風台保育所の園児19人が集まりました。小さなバケツに入ったおよそ100匹の稚魚を川に放した子どもたち川の中に消えていくコイをいつまでもながめていました。 (15:20)


災害時の携帯電話の回線確保を (30日)

携帯電話の基地局が被害を受け通話できなくなったことを想定し回線を復旧させる訓練が30日、川北町などで行われました。この訓練は、台風シーズンを控えたこの時期に毎年、NTTドコモ北陸が行っています。訓練は大雨で手取川が氾濫し白山市や川北町にある携帯電話の基地局が被害を受け通話できなくなったことを想定して行われました。参加した職員は、臨時の基地局の機能を持つ車から衛星アンテナを出し携帯電話の通話を復旧させる手順を確認しました。また基地局と基地局をつなぐ光ケーブルを接続する訓練も行われました。NTTドコモ北陸ではこれまで基地局車が出動したケースはないということですが訓練を行い。万一に備えたいとしています。 (15:23)


志賀原発2号機に新しいタービンを搬入 (30日)

2006年、北陸電力の志賀原子力発電所2号機でタービンにひびが見つかりました。現在はタービンに補助装置をつけて運転していますが30日、ようやく新しいタービンがタービン建屋に運び込まれました。北電では、2006年、志賀原発2号機と同じ型のタービンを使う中部電力の浜岡原発5号機のタービン損傷事故を受けて点検を行ったところ2号機のタービンでも損傷が見つかりました。現在は補助装置を取り付け定格出力を下げて運転しています。損傷は、低速運転時の蒸気の乱れなどから起きる振動が原因と判明しました。新しいタービンは損傷があった部分の羽根の形を変えることで柔軟性を持たせ先端には振動を抑えるカバーを取り付けました。交換工事は来年3月から始まる次の定期検査で行う予定です。 (15:02)


母親殺害で懲役12年の実刑判決 (30日)

おととし白山市の実家で母親を殺害したとされる47歳の男に対し金沢地方裁判所は30日、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。殺人の罪に問われているのは住所不定、無職の大村昌彦被告(47)です。起訴状などによると、大村被告はおととし11月、白山市の実家で当時79歳だった母親の首を包丁で刺し、殺害したとされています。裁判で弁護側は、事件当時、大村被告が正常な判断をできない状態にあったなどと主張し、減刑を求めていました。判決で金沢地裁の神坂尚裁判長は、大村被告が凶器の包丁を用意していたことなどから、一定の計画性があったと指摘。大村被告に精神障害はなく責任能力が認められるとして、懲役15年の求刑に対し懲役12年の実刑判決を言い渡しました。 (11:15)


静岡便 FDAわずか1年8ヵ月で撤退へ (29日)

FDAフジドリームエアラインズは、小松空港と富士山静岡空港を結ぶ路線を来年春から運休し小松空港から撤退すると発表しました。FDAは小松=静岡便について来年3月27日から運休することを決め、すでに今月24日、運航計画の変更を届け出ています。小松=静岡便は去年7月、1日2往復で運航が始まりました。目標搭乗率は65%でしたが、平均搭乗率は今年5月までが39.5%、1日1便に減便した6月以降は27.3%まで落ち込みました。FDAは「東海北陸自動車道の開通や高速道路休日1000円なども影響した」として今後の採算性を考え、小松便の運休に踏み切ったということです。ぎりぎりまで運航の継続を求めた県は「引き続き交流人口の拡大をはかり、時期をみて復便を要望したい」とコメントしています。なお、FDAは小松空港支店も含め小松から撤退することになります。 (13:19)


金沢市の住宅街そば クマが出没し捕り物劇に (29日)

午前9時すぎ金沢市で、住宅街近くの遊歩道をクマが歩いているのを住民が見つけました。クマは近くの林に逃げ込み、警察や消防などおよそ70人が出動する捕り物劇に。最後は麻酔銃で眠らされ、猟友会のメンバーに捕獲されました。捕獲されたクマは体長90センチほどのオスで、森に放されるということです。 (14:05)


口蹄疫発生を受け 家畜伝染病のまん延を防ぐ協定 (29日)

口蹄疫や鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が発生した場合にそのまん延を防止しようと、県と土地改良建設協会が緊急対策を行う協定を結びました。県では今年4月に宮崎県で口蹄疫が発生したことを受けて、家畜伝染病が発生した場合に、殺処分した家畜を速やかに埋却してもらおうと、土地改良建設協会と協定を結びました。協定では家畜伝染病が発生した場合、県が協会に緊急対策の協力を要請し、協会は農道や耕地整備などを行っている加盟企業に殺処分した家畜の埋却を指示します。県内には現在畜産農場がおよそ150カ所あり、県では「発生した場合は感染力が強いので迅速な対応が必要だ」としています。なお、県と協会の加盟企業は来月14日に宝達志水町で家畜の埋却や消毒などの訓練を行う予定です。 (13:52)


武富士破たん 司法書士が無料相談を受け付け (29日)

消費者金融大手の武富士は資金繰りが厳しくなり、28日東京地裁に会社更生法の適用を申請しました。これを受けて県司法書士会は、29日から無料の電話相談と面接による相談を始めました。県司法書士会によりますと、武富士に過払い利息がある人は債権者として返してもらう権利がありますが、実際に返還される金額は弁済率によって大幅にカットされる可能性があるということです。また、過払い利息を知らずに届け出ないと返還されないので、すぐに相談してほしいと話していました。 (16:27)


金沢市立小連合体育大会 集団演技に歓声 (29日)

伝統の「若い力」を踊りました。金沢市立小学校の6年生4000人以上が一堂に会した連合体育大会が、金沢市内で行われました。金沢市立小学校連合体育大会は、運動を通してほかの学校の児童と交流を深めてもらおうと、金沢市教育委員会が毎年開いていて今年で20回目を迎えます。雨のため1日順延となった今年は、金沢市立小学校59校の6年生4161人が参加しました。体育大会のメーンは、1947年の石川国体から歌い継がれる「若い力」の曲に合わせた集団演技です。「若い力」の踊りは運動会で披露されるなど、金沢市立小学校の伝統となっていて、手足が揃った演技に会場からは拍手と歓声が沸き起こりました。そのほか、体育大会では50メートル走や走り幅跳びなども行われ、ほかの学校の児童たちと力と技を競い合いました。 (13:20)


県立総合看護専門学校 載帽式・看護への決意新たに (29日)

金沢市内の看護専門学校では、病院での本格的な実習に入る学生にナースキャップを与える戴帽式が行われました。金沢市鞍月の県立総合看護専門学校で行われた戴帽式には、第二看護学科の2年生と准看護学科の1年生合わせて72人が出席しました。戴帽式は、これから病院で本格的な実習に臨む学生に、看護師のシンボルであるナースキャップを与える儀式です。29日は田川真知子副校長が、学生1人1人に純白のナースキャプを与えていくと、学生たちはろうそくの灯りがともる厳粛な雰囲気の中、全員で誓いの言葉を唱えました。第二看護学科の学生は11月からおよそ2年間、准看護学科の学生は来月からおよそ1年間県内の病院で臨床実習を行います。 (15:21)


ステッカーで啓発 後部座席のシートベルト着用を (29日)

着用率の低い後部座席のシートベルトを徹底してもらおうと、金沢西署が管内の企業にステッカーを配りました。金沢西署は、管内の企業や官公庁で作る安全運転管理者協議会と共同で、後部座席のシートベルト着用を促すステッカーをおよそ4000枚作りました。来月中旬にかけて、協議会の会員に配る予定で、初日の29日は、建設会社を訪れて社員に手渡しました。社有車の運転席か助手席の裏側、後部座席から目につく位置にステッカーをはり、仕事中から意識付けをする狙いがあります。後部座席のシートベルト着用は法律で義務づけられているものの、着用率は罰則規定のある高速道で68%、一般道では30・1%にとどまっており、警察は今後も、呼びかけを続けることにしています。 (09:32)


航空自衛隊小松基地 航空祭記念塗装機が完成 (29日)

航空自衛隊小松基地で、来月3日に行われる航空祭の記念塗装機が完成し、報道陣に公開されました。F15戦闘機の記念塗装のデザインは、全国の応募から東京都の榎本麻美さんの作品が選ばれました。歌舞伎をイメージした黒・緑・だいだい色が使われ、機体中央には小松市の木である「松」が、垂直尾翼には市のイメージキャラクター「カブッキー」が描かれています。小松基地の隊員や整備員らおよそ30人が3週間ほどかけて塗装しました。記念塗装機は来月3日の航空祭でオープニング飛行することになっています。 (17:06)


施設の窓をボランティアで清掃 (29日)

ビルメンテナンスを行っている会社の従業員が、金沢市内の社会福祉施設で清掃ボランティアを行いました。県ビルメンテナンス協会では、環境衛生週間の行事の一環として地域社会へ貢献しようと、県内の会員企業37社の従業員が19年前から毎年清掃ボランティアを行っています。29日は28社から54人が参加して、金沢市内にある7つの社会福祉施設でガラス窓の清掃や床のワックスがけを行いました。社会福祉施設の善隣館は、地域住民が運営しているため窓の外はなかなか清掃することができないということで、参加者は窓を1枚1枚丁寧にきれいにしていきました。なお、清掃ボランティアは能登地区では27日に行われ、加賀地区では30日に行われる予定です。 (13:08)


高い火柱が!資材置場で倉庫4棟全焼 (29日)

倉庫で廃材を燃やしていました。28日夜、金沢市利屋町の資材置場で倉庫4棟を全焼する火事がありました。けが人はいませんでした。28日午後7時前、金沢市利屋町にある山平木材の資材置場で倉庫1棟から火が出ていると付近の住民から通報がありました。その後、火は敷地内に燃え広がり、倉庫4棟、およそ430平方メートルを全焼し、およそ1時間50分後に消し止められました。けが人はいませんでした。山平木材では倉庫内でおがくずを燃やしていましたが、午後4時半に経営者が確認したところ、異常はなかったということです。警察と消防では出火原因を調べています。 (09:47)