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何と60年ぶり 福岡市女子中学生の制服リニューアル

デザインを一新した福岡市の市立中学校女子生徒用の夏季制服(右)。従来の制服(左)に比べ、脇の下が大きく開き動きやすくなった
デザインを一新した福岡市の市立中学校女子生徒用の夏季制服(右)。従来の制服(左)に比べ、脇の下が大きく開き動きやすくなった
Photo By 共同

 福岡市教育委員会は5日、来夏から導入する、約60年ぶりにデザインを一新した市立中学校の女子生徒用の夏季制服を発表した。紺地に青のチェックのジャンパースカートは、脇の下が大きく開いたデザインで、従来の制服に比べて通気性が高く、動きやすくなった。

 市教委によると、市内の中学では1950年ごろ、水色のジャンパースカートと白いブラウスの「標準服」と呼ばれる女子生徒用の制服が一斉に導入された。現在も69校のうち62校が採用しているが「暑くて動きにくい」などと、改善を求める声が上がっていた。

 このため、同市教委は2008年夏から生徒や保護者、教員にアンケートしてデザイン変更を検討していた。

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