東村山市議会速報 10月4日開催
「25億リサイクルセンター建設問題」特別委員会での
計画容認を隠そうともしない佐藤発言 |
本籍自民党だが、いまや自民党から対立候補を擁立される運命の「本籍自民・住民登録公明」で公明べったりの現市長提案の「25億リサイクルセンター建設問題」で特別委が4日開催されたが、これまで、賛成ではない、かのような態度でカメレオンぶりを発揮していた佐藤まさたか(変!議会)は公然と、「本籍自民・住民登録公明」の現市長提案の「25億リサイクルセンター建設」計画容認の発言を行った。
計画自体に反対の委員らがおり、特別委の方向付けなどされていないにもかかわらず、佐藤まさたかは何と、
「この特別委は、交付金事業であるので、市長提案の現リサイクルセンター計画を、前提として議論することを確認したい」
と、現市長提案の中身も積算根拠も不明でデタラメな「25億リサイクルセンター建設」計画を前提とする審議をさせようとあからさまな誘導発言を行ったのである。欠席した現市長がうれし涙をながさんばかりの発言内容である。
朝木直子議員らが厳しく批判した結果、「25億リサイクルセンター建設」計画を前提として審議をするものではない、との集約となったが、佐藤の「みせかけ市民派・本籍公明」ぶりはさらに鮮明となった。
佐藤と同じ会派の大塚(生活者ネット)はかつて、
「全員が発言されていたが、驚くべきことに誰一人として、計画案通りでよい、といった委員がいなかったこと。」
とブログに書いたが、同じ会派の佐藤が、「本籍自民・住民登録公明」の市長提案の「25億リサイクルセンター建設」計画を前提として審議するという現計画容認の発言を行ったことについて、ぜひ意見を聞きたいところだ。(敬称略) |
東村山市議会速報 9月22日開催決算委員会(9月定例会) |
佐藤・薄井・大塚(「変!議会」)は、自民・公明推薦市長が提案した09年度一般会計決算について、承認の賛成討論を行い、予算に続いて、自・公推薦市長の与党であることを鮮明にした。自・公推薦市長は、決算承認について、わざわざこの佐藤・薄井・大塚(「変!議会」)の控室に出向き、「承認御礼」の挨拶をした。
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東村山市議会情報 8月30日開催本会議 9月定例会初日 |
議員ボーナス(年4月)の2割上乗せ(「役職加算」)が、ついに廃止!
草の根・朝木明代議員、矢野・朝木議員が20年間、廃止を訴え、全額返上していた。 |
バブル崩壊期に「官民格差」を理由に、ボーナス2割上乗せを2001年にお手盛りで導入以来、20年間、草の根市民クラブの朝木明代、矢野ほづみ、朝木直子議員は、バブル崩壊で導入自体に理由がないとして、全額返上してきた。
8月30日、東村山市議会は、矢野ほづみ議員らの「役職加算廃止」の議員提案を、ついに賛成多数で可決。公明は他方で議員数2名減を提案したにもかかわらず、反対した。
12月支給分から適用される。年間では議員1人約40万円削減となる。都内で廃止したのは、国分寺市議会に次いで2番目。
同じ30日の本会議で、来春の改選時から、議員数を1名減員することも可決された。共産党だけが反対した。
東村山市は、職員の退職金を払えず退職手当債を発行するほど、財政逼迫状態にある。「東村山ルール(議員数1名減)」と「役職加算」廃止の抱き合わせ可決を推進した草の根・矢野、朝木両議員の作戦が功を奏した。
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東村山市議会情報 8月19日開催 議員定数等特別委員会関係 |
「委員会中心主義」をとっている東村山市議会は、議案の殆どが委員会に付託されるため民意を反映させるため
「各常任委員会の委員数は委員長1名 委員5名は確保するために、議員定数減員は25名までとし、今後は、議員定数削減ではなく、報酬を含め議員関係経費を削減していく。」
草の根・矢野、朝木議員は、各会派の中で唯一、議員定数の基準を明快に提示し、これを「東村山ルール」とすべきであると、主張して、議員定数を1名減員を提案した。
そして、将来的には、欧米や矢祭町を参考に「有償ボランティア」(日当制)を目指していくべきであると指摘した。
ところが、議員報酬の原因とされる「公務としての議員活動」はどういうものであるかを、全く知らない佐藤まさたか市議らは、ほぼ365日「議員活動」を自分はやっているなどとあきれた主張を繰り返し、議員報酬を「もっと、もっと貰いたい」かのような浅ましい発言を力説し、失笑をかったのだ。
議員報酬の原因となる議員の「公務」とは、次期選挙の事前運動よろしくそこら中に「顔出し」をすることではない。
すでに条例(「議会の議員等の公務災害等補償条例」)で、議員の「公務」の範囲は決められており、「公務」及びその「通勤」時以外は、「公務災害」が発生しても補償対象にはならないのである。したがって、議員報酬の原因となる東村山市議会議員の年間「公務」は多くて60日程度なのだ。
市の条例の規定すらわきまえず、何も知らずに、ほぼ365日議員活動しているから、「もっと報酬を」と叫ぶ佐藤市議、先ず、恥ずべきその無知を自覚すべきだろう。 |