口蹄疫で殺処分、薦田さんの種牛6頭を血液検査
読売新聞 10月5日(火)21時39分配信
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、殺処分された同県高鍋町の薦田長久さん(72)の種牛6頭について、農林水産省は5日、生きていた当時に感染していたかどうか確認する血液検査を始めた。
東京都内の動物衛生研究所の施設で、保存してある冷凍血液を検査しており、週内に結果が出る見通し。
薦田さんの種牛をめぐっては、ワクチン接種区域内だったため、県が6月末に殺処分を勧告。その後、東国原英夫知事が助命を求める方針に変更、認めない山田正彦・前農相と対立したが、7月中旬に殺処分された。薦田さんは種牛の血液検査を求めていたが同省はこれまで「必要ない」として拒否していた。
薦田さんは「結果は陰性だと確信しており、私の防疫態勢が間違っていなかったことを証明してほしい」と語った。
東京都内の動物衛生研究所の施設で、保存してある冷凍血液を検査しており、週内に結果が出る見通し。
薦田さんの種牛をめぐっては、ワクチン接種区域内だったため、県が6月末に殺処分を勧告。その後、東国原英夫知事が助命を求める方針に変更、認めない山田正彦・前農相と対立したが、7月中旬に殺処分された。薦田さんは種牛の血液検査を求めていたが同省はこれまで「必要ない」として拒否していた。
薦田さんは「結果は陰性だと確信しており、私の防疫態勢が間違っていなかったことを証明してほしい」と語った。
最終更新:10月5日(火)21時39分