華麗なる双輪主義(スタイルのある自転車生活)
せんだって、何となく県図書で借りてきた本です。
本の名前や副題、表紙の絵といいクラシカルエレガンスが臭っていました。

自転車の生誕とかキャリアにつける籠や服装、なかでも和服で乗る方法などスタイル重視の本です。筆者の小池一介さんってどういう人か調べるとアチコチのブログで本は評判になってるけれど、本人は英国に滞在したとか技術屋さんということくらいしかわからないです。書いている内容などから還暦は越えてるように思えます。
それより英国で見た自転車が出てくる漫画のなかに自転車のことを「STEED(乗馬用の馬)」と言うようだと紹介しています。

「GRATIFICATION」=「満足」とでもいう表題でしょうか?ニッカーボッカーの紳士がドロップハンドルの自転車を眺め、「A Most CHARMING STEED WITHAL」と言っています。「とても魅力的な乗用馬」とでもいう意味で良いのでしょうかねえ・・・
それに続けて筆者は
『最近の日本では「チャリンコ」という単語をよく聞くがあれは絶対に止めて欲しい。私は明確に覚えているのだが、1970年代までこの語には「かっぱらい」とか「盗む」の意味しかなかった。(当時の辞書やちばてつや氏の漫画にもこの語は「盗み」の意味でしか出てこない)オートバイで免許停止になった者が、路上の自転車を盗んでオートバイの集会に駆けつけるのを、「チャリンコしてきた」と言ったのがすべてのはじまりである。このような、自転車に対する最大級の「侮蔑」と「見下し」の表現である言葉を自転車愛好家たるものは決して許してはならない。』
と書いています。
そういえばチャリはNG!でチャリンコの語源をエイ出版から出した本に書かれていたのも小池氏でした。また補記しておかねばなりません。
本の名前や副題、表紙の絵といいクラシカルエレガンスが臭っていました。
自転車の生誕とかキャリアにつける籠や服装、なかでも和服で乗る方法などスタイル重視の本です。筆者の小池一介さんってどういう人か調べるとアチコチのブログで本は評判になってるけれど、本人は英国に滞在したとか技術屋さんということくらいしかわからないです。書いている内容などから還暦は越えてるように思えます。
それより英国で見た自転車が出てくる漫画のなかに自転車のことを「STEED(乗馬用の馬)」と言うようだと紹介しています。
「GRATIFICATION」=「満足」とでもいう表題でしょうか?ニッカーボッカーの紳士がドロップハンドルの自転車を眺め、「A Most CHARMING STEED WITHAL」と言っています。「とても魅力的な乗用馬」とでもいう意味で良いのでしょうかねえ・・・
それに続けて筆者は
『最近の日本では「チャリンコ」という単語をよく聞くがあれは絶対に止めて欲しい。私は明確に覚えているのだが、1970年代までこの語には「かっぱらい」とか「盗む」の意味しかなかった。(当時の辞書やちばてつや氏の漫画にもこの語は「盗み」の意味でしか出てこない)オートバイで免許停止になった者が、路上の自転車を盗んでオートバイの集会に駆けつけるのを、「チャリンコしてきた」と言ったのがすべてのはじまりである。このような、自転車に対する最大級の「侮蔑」と「見下し」の表現である言葉を自転車愛好家たるものは決して許してはならない。』
と書いています。
そういえばチャリはNG!でチャリンコの語源をエイ出版から出した本に書かれていたのも小池氏でした。また補記しておかねばなりません。
コメント
そういえば・・・
はじめまして、takurouと申します。サイクリングを始めて33年ほどになるロートルです。
小池尊師(自他共にこう呼ばれています)の年齢は、最近では自著等では「不詳」と成っておりますが、50歳前後のはずです。あのヒゲを蓄えた容貌から、相当な年齢と思われていますが実際はもっと若いです。
世田谷のH商会には中学生ぐらいから通っていて古株の方ですが、ニューサイクリング誌1995年11月、12月号にて「ルネルスのオリジナルアイデア源は英国にあり」の一文を投じて、新田大兄に矛盾点をつかれた反論を書かれた辺りからH商会出入り禁止人物リストに入っているはずです。
英国至上主義者と知られ、本業は英国の古い家具等の買い付け・輸入をされています。当然、英語は堪能で、アレックス・モールトン博士が来日する場合は、ピッタリとそばについて通訳をしています。通常の通訳の方が解らない「自転車専門用語」が解る為とても重宝がられております。
イベントがある時の多摩川CCなどでは7〜8人の弟子(?)をつれて、クラシカルな英国ロードスターで走っております。
ちなみに氏(師?)の著書にある「チャ○ンコ」の解説は、「ウソ」ではないが「真実」でも無いと言えます。
理由は、東京ローカルの極一時期に使われた用法だからです。当時「族」だった友人も証言しております。
私論としては、やっぱり「ロボコン」に出ていた東北出身の巡査が「ベコ(牛)」「ウマッコ(馬)」の愛称とおなじように「ちゃりん子」と呼んだのが広まったのだと思います。
「罪を憎んで、人を憎まず」悪名として使用されたと言って、名前そのものを否定されるのは浅慮ではないかと存じます。
小池尊師(自他共にこう呼ばれています)の年齢は、最近では自著等では「不詳」と成っておりますが、50歳前後のはずです。あのヒゲを蓄えた容貌から、相当な年齢と思われていますが実際はもっと若いです。
世田谷のH商会には中学生ぐらいから通っていて古株の方ですが、ニューサイクリング誌1995年11月、12月号にて「ルネルスのオリジナルアイデア源は英国にあり」の一文を投じて、新田大兄に矛盾点をつかれた反論を書かれた辺りからH商会出入り禁止人物リストに入っているはずです。
英国至上主義者と知られ、本業は英国の古い家具等の買い付け・輸入をされています。当然、英語は堪能で、アレックス・モールトン博士が来日する場合は、ピッタリとそばについて通訳をしています。通常の通訳の方が解らない「自転車専門用語」が解る為とても重宝がられております。
イベントがある時の多摩川CCなどでは7〜8人の弟子(?)をつれて、クラシカルな英国ロードスターで走っております。
ちなみに氏(師?)の著書にある「チャ○ンコ」の解説は、「ウソ」ではないが「真実」でも無いと言えます。
理由は、東京ローカルの極一時期に使われた用法だからです。当時「族」だった友人も証言しております。
私論としては、やっぱり「ロボコン」に出ていた東北出身の巡査が「ベコ(牛)」「ウマッコ(馬)」の愛称とおなじように「ちゃりん子」と呼んだのが広まったのだと思います。
「罪を憎んで、人を憎まず」悪名として使用されたと言って、名前そのものを否定されるのは浅慮ではないかと存じます。
私のスタンスと嫌いな理由
takurou、はじめまして。
私も本格的にサイクリングをはじめてから36年になる
チョーロートルです。
小池尊師?は、50歳前後ですか?
まあ年のことは勤務先じゃないし、あまり関係ないですね。
私は70年代前半の学生時代は走り回ってましたし、就職してからは
メチャ忙の業界でしたから滅多に走れないし、自転車に打ち込むことも
できず、ましてや「ロボコン」とはNHKの「ロボットコンテスト」くらいの
認識でしかなかったですので、広まった事情は人づてでしかわかりません。
いま自転車をやれてるのも10年ほど前に窓際になってからです。
まともに仕事してたらまずやれてないでしょう。
それは私が自分の業界で仕事をテキパキこなす能力が
ないせいもあるかと思います。
それはそれとして。
言葉がひとり歩きしたり意味や用法が時が経つにつれて
変わることはあり得ます。しかし、初めに得たイメージや
仲間内の反応などから一度固まった評価とか好き嫌いと
いうものは簡単に変わることはありません。
またネーミングに関して、私が最も嫌っているものがあります。
峠や地名を一見?の旅人さんが地元住民に聞きもせず、
勝手に名前(仮称)を付ける行為です。
地公体が歴史ある地名を無視して合併地名を付けることすら
どうだかなあ?と言えるのに、そこに住んでもいない一見さんが
ネーミングするなんて越権行為も甚だしいです。
「チャ○ンコ」に付いては、それに似たような感覚があります。
なんで正式名称があるのにわざわざ符丁で言うのか?
しかも「スリ」とか「盗人」に使われていた言葉を。
そして気に入らないのは他の趣味の人からのネーミング
であることです。
他の趣味の人とはいわずと知れたオートバイのライダーたち。
バイクの本家・自転車からバイクの名を先に名乗ってしまった人たち。
そういう他趣味の人から「チャ○ンコ」だの「チャ○ダー」
などと勝手にネーミングされて、しかも我々が受け入れるなんて
何て能天気なんだと、私ゃ頭に来てますよ。
それに本文でも書きましたが、チャ○銭のように、
その使い方には「小銭」とか「はした金」という蔑んだ感じがあります。
オートバイや車の方々から見れば、チョロチョロと、うるさい、
やっかいと思える自転車を「ちっさい」「おそい」「くだらない」
という感覚で小馬鹿にした匂いがするのです。
だからかどうかわかりませんが、今回の道交法改正で自転車は
あやうく歩道に上げられかけていたわけなんですよ。
だから嫌いなんです。この言葉は。
「浅慮」では?とおっしゃることについての
私のスタンスおよび嫌いな理由は以上のとおりです。
仕方ないです。嫌いなものは嫌い。なんですから。
なお、論争は閉鎖している掲示板(読むことはできますよ)で
世代間対立になるだけで時間の無駄。不毛な論争。
というのを確認してますので、今さらやりません。
よって論争を仕掛けられても削除の対象にしてます。
私も本格的にサイクリングをはじめてから36年になる
チョーロートルです。
小池尊師?は、50歳前後ですか?
まあ年のことは勤務先じゃないし、あまり関係ないですね。
私は70年代前半の学生時代は走り回ってましたし、就職してからは
メチャ忙の業界でしたから滅多に走れないし、自転車に打ち込むことも
できず、ましてや「ロボコン」とはNHKの「ロボットコンテスト」くらいの
認識でしかなかったですので、広まった事情は人づてでしかわかりません。
いま自転車をやれてるのも10年ほど前に窓際になってからです。
まともに仕事してたらまずやれてないでしょう。
それは私が自分の業界で仕事をテキパキこなす能力が
ないせいもあるかと思います。
それはそれとして。
言葉がひとり歩きしたり意味や用法が時が経つにつれて
変わることはあり得ます。しかし、初めに得たイメージや
仲間内の反応などから一度固まった評価とか好き嫌いと
いうものは簡単に変わることはありません。
またネーミングに関して、私が最も嫌っているものがあります。
峠や地名を一見?の旅人さんが地元住民に聞きもせず、
勝手に名前(仮称)を付ける行為です。
地公体が歴史ある地名を無視して合併地名を付けることすら
どうだかなあ?と言えるのに、そこに住んでもいない一見さんが
ネーミングするなんて越権行為も甚だしいです。
「チャ○ンコ」に付いては、それに似たような感覚があります。
なんで正式名称があるのにわざわざ符丁で言うのか?
しかも「スリ」とか「盗人」に使われていた言葉を。
そして気に入らないのは他の趣味の人からのネーミング
であることです。
他の趣味の人とはいわずと知れたオートバイのライダーたち。
バイクの本家・自転車からバイクの名を先に名乗ってしまった人たち。
そういう他趣味の人から「チャ○ンコ」だの「チャ○ダー」
などと勝手にネーミングされて、しかも我々が受け入れるなんて
何て能天気なんだと、私ゃ頭に来てますよ。
それに本文でも書きましたが、チャ○銭のように、
その使い方には「小銭」とか「はした金」という蔑んだ感じがあります。
オートバイや車の方々から見れば、チョロチョロと、うるさい、
やっかいと思える自転車を「ちっさい」「おそい」「くだらない」
という感覚で小馬鹿にした匂いがするのです。
だからかどうかわかりませんが、今回の道交法改正で自転車は
あやうく歩道に上げられかけていたわけなんですよ。
だから嫌いなんです。この言葉は。
「浅慮」では?とおっしゃることについての
私のスタンスおよび嫌いな理由は以上のとおりです。
仕方ないです。嫌いなものは嫌い。なんですから。
なお、論争は閉鎖している掲示板(読むことはできますよ)で
世代間対立になるだけで時間の無駄。不毛な論争。
というのを確認してますので、今さらやりません。
よって論争を仕掛けられても削除の対象にしてます。
峠おやじ様、お返事ありがとうございます。
小池氏については、まあ他にも色々ありますし、面白い人でもありますが、「チョット、困ったなあ」と言う人でもあります。(リアルに接していると)
本を出すのですから、社会的影響はそれなりにあるのだろうし。しかし、まあそれほど知られた人でもないので心配にはあたらないでしょう。
論争など仕掛ける気などは毛頭ありません。
閉鎖された掲示板も、他所の掲示板での論争・資料等もリアルタイムで見ていましたので。
好き・嫌いのレベルでの問題は、個人の感性の問題ですので他人がとやかく言うことではありませんから。
ただ、他人の口に戸は建てられないでしょうから、この問題が解決する事は無いでしょうね。
小池氏については、まあ他にも色々ありますし、面白い人でもありますが、「チョット、困ったなあ」と言う人でもあります。(リアルに接していると)
本を出すのですから、社会的影響はそれなりにあるのだろうし。しかし、まあそれほど知られた人でもないので心配にはあたらないでしょう。
論争など仕掛ける気などは毛頭ありません。
閉鎖された掲示板も、他所の掲示板での論争・資料等もリアルタイムで見ていましたので。
好き・嫌いのレベルでの問題は、個人の感性の問題ですので他人がとやかく言うことではありませんから。
ただ、他人の口に戸は建てられないでしょうから、この問題が解決する事は無いでしょうね。
なあんか妙に符合しませんか? イヤ、これは単なる偶然だと思いますが。
でも、「ケッタ」って、どこからそんな呼び方が生まれたんでしょうねえ?
普通に考えて、やっぱり「蹴る」ですよねえ?
どの地方まで通じるコトバなんでしょう?