5日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比137円70銭(1.47%)高の9518円76銭と、4営業日ぶりに9500円台を回復した。日銀が5日まで開いた金融政策決定会合で、無担保コール翌日物金利の誘導目標を「0~0.1%」と、従来の「0.1%前後」から引き下げる実質的なゼロ金利政策導入を決めた。国債などを購入する「資産買入基金」の創設検討も打ち出し、円高阻止に向け想定以上の追加金融緩和に踏み込んだとの見方から好感した買いが広がった。日銀の政策発表後に不動産や銀行株が強含んだほか、円安を手掛かりに輸出関連株も買われた。
東証1部の売買代金は概算で1兆5740億円(速報ベース)だった。〔日経QUICKニュース〕
日経平均株価、追加緩和
日経平均(円) | 9,518.76 | +137.70 | 5日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 10,751.27 | -78.41 | 4日 16:30 |
英FTSE100 | 5,573.19 | +17.22 | 5日 9:09 |
ドル/円 | 83.40 - .42 | +0.17円安 | 5日 17:03 |
ユーロ/円 | 114.84 - .88 | +0.53円安 | 5日 17:03 |
長期金利(%) | 0.895 | -0.040 | 5日 16:25 |
NY原油(ドル) | 81.47 | -0.11 | 4日 終値 |
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