ラニーニャ現象:気象庁が発生と発表 今冬寒くなる可能性

2010年8月10日 19時18分 更新:8月10日 21時1分

 気象庁は10日、太平洋赤道域の海面水温が基準値より0.5度以上低くなるラニーニャ現象が発生しているとみられると発表した。ラニーニャ現象はエルニーニョ現象と同様、異常気象の原因の一つと考えられている。

 気象庁気候情報課によると、ラニーニャ現象の発生は08年春に終息して以来約2年ぶり。ラニーニャ現象が発生すると、夏から秋にかけては太平洋高気圧の勢力が強まって西日本から沖縄・奄美地方にかけて残暑が厳しくなる傾向がある。

 また、冬は冬型の気圧配置を強める働きをするため東日本から沖縄・奄美地方にかけて気温が低くなる傾向があるという。

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