2010年8月9日 19時31分 更新:8月10日 1時2分
沖縄県宮古島の南にあった熱帯低気圧が8日夜、台風4号に発達し、9日午後9時現在、東シナ海を時速約30キロで北上している。
気象庁によると、中心気圧は985ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートル。10~11日にかけて九州西部や朝鮮半島付近に接近し、その後進路を東寄りに変え、日本海上を進む恐れがある。気象庁は強風、高波、高潮への警戒を呼びかけている。
台風の北上に伴い、東日本から西日本にかけて南から湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。
10日にかけても太平洋側を中心に、局地的に雷を伴った非常に激しい雨となる恐れがあるという。【飯田和樹】