Ｊ２は11日までに49節を消化し、いよいよ佳境に入ってきた。
昇格レースは事実上、この5チームに絞られたと言っていい。
点 試合 ± 50節 51節 52節
札幌 87 46 +20 H京 × H水
東京 85 46 +32 × H愛 A大
京都 81 45 +20 A札 H仙 A草
仙台 80 45 +18 H湘 A京 H徳
大阪 78 45 +18 A草 A水 H東
札幌の3位以内はほぼ確定、得失点差の関係から東京Ｖも有利。
逆にＣ大阪は全勝しなければ3位以内は苦しい展開。
そして何といっても雌雄を分けるのは第51節の京都×仙台ではないか。
西京極で行われるこの試合、仙台はエース万代を欠く涙目な状況。
京都も直前にアウェーの札幌戦が控えており、ここでの出来が左右される。
分ければＣ大阪が3位争いに食い込む可能性があり、事態は極めて流動的だ。
中でも仙台はＪ２留年を決めると、いよいよクラブの消滅が
視界に入ってくるのでアホーターの応援にも熱が入りそうである。
そんな中、河北新報が仙台のプロスポーツに関する調査を発表した。
やはりというか当然というか、東北楽天ゴールデンイーグルスが
ベガルタ仙台に4倍以上の大差をつけた人気を博している。
仙台を本拠地とするサッカーのＪリーグ２部（Ｊ２）ベガルタ仙台、
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス、バスケットボールｂｊリーグの
仙台８９ＥＲＳの３つのプロスポーツチームについて、
河北新報社は宮城県民５００人を対象に意識調査を実施し、
１０日に結果をまとめた。８割以上が地元チームのいずれかを応援する意識を持ち、
プロスポーツによる地域へのプラス効果も９割以上が実感している。
3チームのいずれかを応援したり関心を持ったりしている割合は８２．８％に達した。
内訳は「イーグルス」が３９．２％でトップ。「ベガルタ」は９．０％で、
「ベガルタとイーグルス」の両方を応援している人も２３．０％を占めた。
在仙３プロ「応援」８割 地域にプラス９割 意識調査（河北新報）
サッカーファンにとってはスリリングな昇格争いも、
一般人から見るとヤムチャｖｓ栽培マンのような低レベルの争いであり
ファンの拡大にはイマイチ繋がっていないのが現状である。
続いて紙面より「会場まで足を運んで観戦したことがありますか」の結果。
「〜だけ、〜中心、３つとも」の合計数値
楽天イーグルス 40.9%
ベガルタ仙台 14.9%
仙台89ERS 2.4%
各チームの累計観客動員数（2007年11月12日現在）
楽天イーグルス 3,040,250 2005〜2007
ベガルタ仙台 2,645.132 1999〜2007
仙台89ERS 95,431 2005〜2007
楽天イーグルスの動員数には、東北他県での開催試合も含まれている。
ベガルタ仙台の動員数には、ブランメル時代とナビスコ杯の数値は含まれず。
両チームの累計観客動員はほぼ同じと言っていいだろう。
にも関わらずベガルタの観戦経験人数が楽天の半分以下に留まっているのは
いかにベガルタが限られた客によって、動員が支えられているかを示している。
ちなみにＪリーグ観戦者調査報告書によるとベガルタ仙台サポーターの
年間平均観戦頻度は18.6回と異常なリピーター率を誇る。
裏を返せば、一般客に対する広がりがほとんど無いということだ。
また44.2%もの回答者が「どのチームも観戦したことがない」と答え、
宮城県のスポーツ市場は、まだまだ未開拓な面が大きいことを覗わせる。
しかしファン層が一部に限られた、サッカーというスポーツの性質上、
この鉱脈を切り崩すのは至難の業と言えよう。
ベガルタ仙台は累積債務解消のために、80%の無償減資を画策している。
その為の株主説明会が10月31日に行われた。ベガルタ仙台の資本には
11億円を超える税金が突っ込まれているにも関わらず、何と非公開！
Ｊ２ベガルタ仙台を運営する東北ハンドレッドは３０日、
仙台市内のホテルで株主説明会を開き、約１９億円の累積債務を解消するため
無償減資を行う方針に理解を求めた。自治体、企業などの株主１２１団体のうち
３７団体の代表が出席し、非公開で行われた。
名川良隆社長が、発行済み株式総数は変えずに資本金２３億２０００万円のうち
約８割の無償減資を行い、累積債務（２００６年度決算で１８億８０９６万円）を
すべて解消する内容を説明した。
無償減資理解求める 東北ハンドレッド株主説明会（河北新報）
もはや呆れてものが言えない。河北新報の同調査で仙台市に対する要望に
「財政的に支援し、球団の経営基盤を強くする」と答えた層が16.2%いたが
これだけの事実を目の当たりにして、また財政支援をせよとは
サッカーファンはつくづく頭が腐っているのだなと感じる。
昇格レースは事実上、この5チームに絞られたと言っていい。
点 試合 ± 50節 51節 52節
札幌 87 46 +20 H京 × H水
東京 85 46 +32 × H愛 A大
京都 81 45 +20 A札 H仙 A草
仙台 80 45 +18 H湘 A京 H徳
大阪 78 45 +18 A草 A水 H東
札幌の3位以内はほぼ確定、得失点差の関係から東京Ｖも有利。
逆にＣ大阪は全勝しなければ3位以内は苦しい展開。
そして何といっても雌雄を分けるのは第51節の京都×仙台ではないか。
西京極で行われるこの試合、仙台はエース万代を欠く涙目な状況。
京都も直前にアウェーの札幌戦が控えており、ここでの出来が左右される。
分ければＣ大阪が3位争いに食い込む可能性があり、事態は極めて流動的だ。
中でも仙台はＪ２留年を決めると、いよいよクラブの消滅が
視界に入ってくるのでアホーターの応援にも熱が入りそうである。
そんな中、河北新報が仙台のプロスポーツに関する調査を発表した。
やはりというか当然というか、東北楽天ゴールデンイーグルスが
ベガルタ仙台に4倍以上の大差をつけた人気を博している。
仙台を本拠地とするサッカーのＪリーグ２部（Ｊ２）ベガルタ仙台、
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス、バスケットボールｂｊリーグの
仙台８９ＥＲＳの３つのプロスポーツチームについて、
河北新報社は宮城県民５００人を対象に意識調査を実施し、
１０日に結果をまとめた。８割以上が地元チームのいずれかを応援する意識を持ち、
プロスポーツによる地域へのプラス効果も９割以上が実感している。
3チームのいずれかを応援したり関心を持ったりしている割合は８２．８％に達した。
内訳は「イーグルス」が３９．２％でトップ。「ベガルタ」は９．０％で、
「ベガルタとイーグルス」の両方を応援している人も２３．０％を占めた。
在仙３プロ「応援」８割 地域にプラス９割 意識調査（河北新報）
サッカーファンにとってはスリリングな昇格争いも、
一般人から見るとヤムチャｖｓ栽培マンのような低レベルの争いであり
ファンの拡大にはイマイチ繋がっていないのが現状である。
続いて紙面より「会場まで足を運んで観戦したことがありますか」の結果。
「〜だけ、〜中心、３つとも」の合計数値
楽天イーグルス 40.9%
ベガルタ仙台 14.9%
仙台89ERS 2.4%
各チームの累計観客動員数（2007年11月12日現在）
楽天イーグルス 3,040,250 2005〜2007
ベガルタ仙台 2,645.132 1999〜2007
仙台89ERS 95,431 2005〜2007
楽天イーグルスの動員数には、東北他県での開催試合も含まれている。
ベガルタ仙台の動員数には、ブランメル時代とナビスコ杯の数値は含まれず。
両チームの累計観客動員はほぼ同じと言っていいだろう。
にも関わらずベガルタの観戦経験人数が楽天の半分以下に留まっているのは
いかにベガルタが限られた客によって、動員が支えられているかを示している。
ちなみにＪリーグ観戦者調査報告書によるとベガルタ仙台サポーターの
年間平均観戦頻度は18.6回と異常なリピーター率を誇る。
裏を返せば、一般客に対する広がりがほとんど無いということだ。
また44.2%もの回答者が「どのチームも観戦したことがない」と答え、
宮城県のスポーツ市場は、まだまだ未開拓な面が大きいことを覗わせる。
しかしファン層が一部に限られた、サッカーというスポーツの性質上、
この鉱脈を切り崩すのは至難の業と言えよう。
ベガルタ仙台は累積債務解消のために、80%の無償減資を画策している。
その為の株主説明会が10月31日に行われた。ベガルタ仙台の資本には
11億円を超える税金が突っ込まれているにも関わらず、何と非公開！
Ｊ２ベガルタ仙台を運営する東北ハンドレッドは３０日、
仙台市内のホテルで株主説明会を開き、約１９億円の累積債務を解消するため
無償減資を行う方針に理解を求めた。自治体、企業などの株主１２１団体のうち
３７団体の代表が出席し、非公開で行われた。
名川良隆社長が、発行済み株式総数は変えずに資本金２３億２０００万円のうち
約８割の無償減資を行い、累積債務（２００６年度決算で１８億８０９６万円）を
すべて解消する内容を説明した。
無償減資理解求める 東北ハンドレッド株主説明会（河北新報）
もはや呆れてものが言えない。河北新報の同調査で仙台市に対する要望に
「財政的に支援し、球団の経営基盤を強くする」と答えた層が16.2%いたが
これだけの事実を目の当たりにして、また財政支援をせよとは
サッカーファンはつくづく頭が腐っているのだなと感じる。