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【大相撲】

元朝青龍関の一問一答 

2010年10月3日 18時46分

 慣れ親しんだ大銀杏に別れを告げた元横綱朝青龍は、しみじみとした表情で心境を語った。

 ―断髪式を終えて。

 「千秋楽の優勝決定戦のような声援をいただき、うれしい限り。いろんな思いがあふれてきた」

 ―多くの人がはさみを入れてくれた。

 「ともにモンゴルから来た朝赤龍関の時は思いが深くなった。わたしの相撲人生で最大の目標だった(元横綱千代の富士の)九重親方も来てくれた。ありがたい」

 ―最後は土俵にキス。

 「この土俵で一人で戦ってきた。土俵はわたしの人生には欠かせないもので、本当に大事。ものすごく感謝している」

 ―生まれ変わったら何になりたいか。

 「大和魂を持った日本人に生まれ変わり、日本人横綱になりたかった」

 ―第二の人生は。

 「さっぱり分からないが、30代、40代は暴れます。人生には谷もあれば山もある。もっともっと立派な人間になりたい。目標はあるが、それは達成してから言うよ」

 ―史上最多の優勝32回を超えたかったか。

 「達成していないから口に出すものではないが、それが何よりも自分の相撲人生の目標だった」

(共同)
 

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