【農業日記】 秋の収穫期に入る。
稲刈りは終了、後はリンゴの収穫へ
昨日稲刈りを行ないました。同級生がコンバインを持っているので、いつもお願いしています。写真でもお分かりの通り住宅地の中にあるので、いつまで稲作栽培をしていられるか不安です。
相続税も大変な金額を納めねばならないので、今後の水田稲作は続けられるどうか分かりません。
もう稲作は採算割れの状態です。昨年JAの仮渡金はコシヒカリ一等米一俵が9400円と昨年より2600円も安い。
銘柄米以外の品種は3800円とか最大で5800円も安い。
それにかかる経費は肥料・農薬・燃料の値上がり、農作業の耕作も十アールで7500円、代かき9000円、田植え9500円、コンバイン刈り取りなどを含めると十アール15万円もかかります。
収穫が反当り9俵あったとしても、手間暇を考えればもう買った方が良くなってしまいます。しかし、コメ作は農業の基本でもあるので来年も続けるつもりです。
一番期待しているのは富士リンゴです。ようやく朝晩冷え込んできたので色が着き始めました。これから収穫までは後一ヶ月半はかかります。
大きな台風などの被害がなければ、今年は順調な生育です。今年はこれまでのように贈呈用のリンゴだけではなく、家庭用で食べて頂くものも出荷する予定です。
又、今年になってから始めたリンゴジュースやジャムに関しても10月下旬頃からから作り始めようかと考えています。
全体でどれくらいの収量があるのか、昨年よりは3割り増しくらいで実を着けてあるので、今から収穫を楽しみにしています。
これから反射板敷きや葉積みなどの大事な仕事が残っていますが、このまま行けば皆様に昨年同様の美味しいリンゴをお届け出来るものと思います。
里芋も食べられるくらいになりました。今年は日照り続きだったので、昨年よりは育ちは悪いのですが、夏に何回か灌水したので、良く育ったほうだと思います。
今年は里芋を販売目的で作っている人は手入れしているので育ちは良いのでしょうが、自家用で作っている農家の里芋は殆どが不良です。
夏場の灌水を怠った農家の里芋はこれだけの生育はしていません。こちらももうすぐに食卓に並ぶことになると思います。
ケンチン汁は最高です。書いている間に、口からよだれが落ちそうです。
さて、桃やリンゴの販売をこのブログで行なってきましたが、他にも福島では梨やブドウも今が最盛期です。今年は間に合いませんが、来年はより多くの果物を販売したいと考えています。
そこでこれまでのようにブログの下に貼り付けて紹介するのではなく、販売専用のサイトを近く立ち上げるつもりです。この販売用のサイトでは農産物以外の販売も考えています。
かつて健康食品の販売を計画し、ブログで公表し皆様からご心配を頂きご批判も受けました。あの頃はまだ選挙に出馬する考えを少しは残していた時なので、思いとどまりましたがもう選挙に出馬することもないので、新しい事業を計画し始めました。
維新政党・新風が参院選挙に出馬を見送ったのは、資金が集められなかったからです。やはり政治運動には資金が必要です。
奇麗事を言っていても何も変わりません。
若い人達を応援すると言っても、お金を出せなければ動けないでしょう。今月下旬にはサイトで新しい事業のお知らせをさせて頂くつもりです。又ご心配される人がいると思いますが、運動を継続発展させるためには最低限資金を安定的に獲得する事業の立ち上げは不可欠だと考えております。
☆桃ジャム販売のお知らせ
ジャムは3個以上からの販売です。3個で合計1500円です。
尚、この商品に関しては食品衛生法の適用があります。その責任はJA新ふくしまにあります。全ての商品にはそれを表示するラベルが裏に貼られていますので、それでご確認下さい。
ジャムは150グラム含有
賞味期限は2011年8月11日
送料 北海道 1160円 関東 640円 中部 740円
関西 840円 中国 950円 九州 1160円
※ 送料は一箱の代金で、6個入ります。
注文はメールにて受付します。
fukushimaseto@gmail.com