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イオンが「トップバリュ」LED電球 中国製造で2〜3割安く
イオンは4日、プライベートブランド(PB、自主企画)の「トップバリュ LED電球」の商品発表会を東京都内で開いた。今月7日から全国のジャスコやサティなど計約2000店で発売し、年間計100万個、16億円の売り上げを目指す。
中国で製造し、納品をコンテナ単位で1カ所に集約して物流コストを抑えることで、60ワット相当が1680円、40ワット相当が1580円と、メーカー品よりも2〜3割安い価格を実現した。イオントップバリュの堀井健治取締役は「このLED電球を機に照明関連の売り上げアップを目指す」と語った。
この日の商品発表会にはタレントの藤本美貴さんと人気漫才コンビ、Wコロンのねづっちさんが登場し、藤本さんは「省エネでお財布にやさしいのがうれしい」とアピールした。
新しく発売されるLED電球は60ワットと40ワットの2種類で、口金はE26タイプの1種類のみ。1日に5時間半使う場合、寿命は約20年という。重量は約68グラムで、一般的なLED電球100グラム前後に比べて軽量化したほか、口金から電球にかけての形を細くし、白熱電球に近い形状に仕上げた。
同社によると、環境意識の高まりでLED電球への関心が高まる一方、白熱電球と重さや形が違うLED電球について、顧客から「自宅の照明器具で使えるのか」という問い合わせが多いという。