政治

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

菅首相:ASEMに出発 尖閣は日本領土…説明の意向

アジア欧州会議(ASEM)首脳会議が開かれるベルギーに向けて出発する菅直人首相=羽田空港で2010年10月3日午後1時45分、山本晋撮影
アジア欧州会議(ASEM)首脳会議が開かれるベルギーに向けて出発する菅直人首相=羽田空港で2010年10月3日午後1時45分、山本晋撮影

 菅直人首相は3日、ブリュッセルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。沖縄県・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件をめぐって日中間の緊張が続いており、首相は2国間会談の場で、尖閣諸島は日本固有の領土とする立場を説明する意向だ。

 首相は出発に際し、衝突事件に関し公邸前で記者団に「バイ(2国間)での会談で話題になった場合には、きちんとわが国の立場を説明することも必要だ」と述べ、2国間の首脳会談で日本の立場に理解を求める考えを示した。中国の温家宝首相との首脳会談については「予定はない」と述べた。

 菅首相は3日夜(日本時間4日未明)に現地に到着。4日午前(同4日午後)に韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領、ベトナムのズン首相とそれぞれ会談。同日午後から始まるASEM首脳会議で演説した後、フランスのサルコジ大統領らと会談する。同日夜に現地を出発、5日午後に帰国する。【吉永康朗】

毎日新聞 2010年10月3日 19時42分(最終更新 10月3日 20時00分)

PR情報

政治 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド