小沢元幹事長強制起訴へ、検察審査会が2度目の起訴議決

2010年 10月 4日 17:34 JST
 

 [東京 4日 ロイター] 民主党の小沢一郎元幹事長の政治資金をめぐる事件で、東京第5検察審査会は4日、小沢氏を強制起訴すべきだと議決した。

 第5審査会はことし4月、小沢氏を起訴相当と議決し、小沢氏を強制的に起訴すべきがどうか判断する第2段階の審査を進めていた。

 これを受けて同日会見した岡田克也民主党幹事長は「驚いた、大変残念なことだ」と述べたが、党として小沢氏に対し離党勧告などの処分を行う可能性などについて、「まだ結果が出たばかりで党内でよく相談をしていない。なにより本人の考えを示されるのが第一ではないか」、「それ以前に私がこうあるべきだとコメントすべきでない」と述べるにとどめた。

 仙谷由人官房長官は同日午後の会見で、小沢氏強制起訴について「訴訟手続きの1つのプロセスであり、中身についてコメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。ただ「刑事事件で起訴されても、有罪が確定するまでのは推定無罪であり、その原則は、けじめをつけたものの考え方をしなければならない」と指摘した。

 
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追加緩和と同時に介入との見方も

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