時空の路ヒルクラ大会2 レースとその後
5月24日(月):75.7kg
昨日比1kg増。仕方がないか。
レースが始まる。
前回後ろの方から出発したら計測が始まっても前が詰まっていて、信号までゆっくりだったため、今回は前方をキープすべくスタートする。しかし、グラウンド脇ですでに上がってくる人たちがいる。
体育館前では集団が割れた。
計測開始。
「宝来」前で40km/hを突破。風圧を感じないので軽く感じる。
前の人から「あがれ」という合図があり、前に出る。さすがに集団の先頭にはなれるはずはないが、小集団をごくごく短時間引く。すぐ交代。
実はこれが初めての集団走行だったりする。
以後はこんなやつが引くとかえって危険なため、自重。
ただくっついて行くだけになると、ペースが上がらないことに気づく。
40km/hくらいでそこから上がらない。
福永の交差点前で大きくふくらみ、坂で一気にばらける。このまま、関山までアウターで回す。周囲の速度が一気に落ちる。一方速い人たちが一気に上がる。なだらかな登り区間、まだついて行けそう。
関山の集落で応援の人たち。全く見る暇がないが声は聞こえる。ありがたいことだ。
集落を過ぎるとまたペースが落ちる。
ここからダムまでがいつも一息ついてしまうので「ここや〜」と回す。
ゼッケン番号が若い人たちが現れ始める。その脇をチームユニフォームがものすごい速度で駆け抜ける。あのままで行くのだろうか。
ダムを過ぎて林に入るところで勾配がきつくなり始める。
スクールバスのUターン場所が見えてくる。栃沢の激坂までもう少しのところだ。今回の作戦はここでとにかく速度を上げて一気に栃沢の集落を駆け抜けるというものだった。「いけ〜」と一気に速度を落とさず駆け上がる(自分なりにです、はい)。
ここから急坂ゾーンに入る。
ふと、心拍計が160くらいで上がらないことに気づく。
一定しているというと聞こえがいいが、165くらいで頭打ち、というか脚がそこになると止まってしまう。
「なんなんだ、これは」腿が引き攣れたわけでもない。ただ、速度に「乗れない」。茶屋までとにかく進む。給水所があるところから緩くなるはず。
前回は給水をやってみたかったので、もらおうとしてこぼした。
今回はもらわない。
そのかわりボトルで給水。
水量半分にして軽量化した(つもりだったが、その分カメラを荷物に入れるのを忘れてしまった。最近トライバッグにカメラを入れていたため、バックポケットに入れたのを忘れていた。よって、ボトルの軽量化、意味なし)
完全に抜かれる方が多くなる。
意識して回してやっと進む感じがする。
山の中の急坂ゾーンも進み、「残り4km」の標識が過ぎ、後ろから気合いの入った声がした。
振り向く暇もなくkikumanさんが右カーブのイン側をごぼう抜きに爆走していく。
センターを進んでいたので後ろから「がんばってください」と声をかけると、かけ声も鋭く、瞬く間に見えなくなった。(前回の試走よりタイムが2分ちょっと遅かったそうだが、あのとき声をかけたのでタイミングを狂わせてしまったのかもしれない。スイマセン)
もう少しで視界が開ける、そこからは比較的緩やかになるはず、といい聞かせて登る。視界が開けて、少し楽になったが心拍数は160のまま。ダンシングしても心臓がばくばくにはならず、へたり込む感じ。
清水橋をすぎ、次の橋になる頃、すっとなめらかに通り過ぎる人がいた。
「まげでらんに」ジャージのpontukoさんだ。
声をかけるまもなく、するすると行ってしまわれた。声をかけなくて正解だったのかもしれないが、へばっていて声も出せなかった。
少しずつ太鼓の音が聞こえてくる。抜かれるのと抜くのが同じくらいになる。あと二回りでゴールの直線に入る。
後1kmの表示。あとはがむしゃらに漕ぐしかない。ほとんど覚えていないが、後半はずっとダンシングで上がっていったと思う。
ゴール。
時間はたぶん45分台のはず。とりあえず「去年の自分には勝った」とだけ思い、ゴールラインが過ぎた。(このときゴールに中原師匠が来ていたらしい。気づかなかった、スイマセン)
トンネルの中は気持ちよく、待機場所までは呼吸を整えながら走る。
ゴミ捨てに行くと「速いなあ」とkumeさんが来た。
「50分切ったで!」すげ〜。鍛えてるものなあ。
なんとなく、今回のよかった点、反省点が見えてきた気がした。
まあ、泥縄ではあったが去年と体重は一緒にできた。しかし、急に減量したため、スタミナは保てなかったかもしれない。
距離は短いがコンスタントに自転車に乗った。しかし、追い込みなどの運動強度が絶対的に不足して、それが心拍数が上昇できなかった原因か。
何回か大会などをこなし、少しだけゆとりがある気持ちで臨んだ。しかし、緊張感がうすれ、真剣味が足りない。カメラをなどいい例だ。
隅男さんが通った。
「お疲れさま」と声をかける。
「どうでしたか」
「45分くらい」すごいすごい。5分も縮めている。しかも重いMTBで。そしたら、
「ゴール前でチェーンが跳んで、転んだ」
ええっ!見ると左膝にけが。それでは転んでなければ…。
隅男さんの奥様を待ち、ご挨拶する。
「いつも隅男がお世話になっています」「いえいえ」
隅男さんがブログでいつも「お局さま」と表記されるので、めちゃくちゃ怖い人を想像していたら、小柄なとてもかわいらしい方だった(失礼!)
「どうだったの」と隅男さん。
すると「優勝だと思う」
そう言うと、あっさりとディフェンディングチャンピオンは微笑まれた。 隅男さんもにっこりされた。
こういうのを「余裕」というのですね。
帰りの列に並ぼうとしていたらヨッシーさんに会った。皆さん勢揃い。
さすが、みなさんすばらしいタイム。
鍛錬がものをいうんですね。来年がんばります。
下山の列というか集団。
後ろからまたkikumanさんたち。
「あれ、先に行ったんじゃないですか」と聞くと
「ponちゃんがなんか落としたって」
「ポンプの止めるところに裾が引っかかって」
見ると欠けている。もったいない。
再下山しようとすると、中原さんがにこやかに手を振っている。しかも、ランドナーだ。
「見つけられなかったですよ」下郷に車を置いて、向こうから登ってきたらしい。ランドナーで峠ですか。
集団の最後尾から隅男さんと一緒に下山。「減速」と書かれた指示も見ずに師匠かっ飛んでいく。隅男さんも後に続く。
わたしはゆっくりと。
2分縮んでうれしいが「なぜベストをつくせないのか」と長期的な見通しもない自分に喝を入れたくもある。
「まげでらんに」の方々と比較なぞ恐ろしいが、全員わたしよりずっと先輩で、しかも毎年タイムを更新している。何年後かに現在の自分を超えられるか自問する。
このあと、下郷まで車を取りに行こうとしたが、向かい風。
「行かないの〜」まだまだ不満な様子の中原師匠。
この大先輩も信じられぬ。
老人と子どもがいるときはこっちに避難。
1時を回ってもめちゃ混みの「牛乳屋食堂」ではなく「うえんで食堂」。
会場まで帰るとちょうど表彰式。
隅男さんご夫妻は「1位と3位でした」
しかもチェ−ントラブルがなかったら、夫婦で優勝だったろう。
「まげでらんに」はチーム優勝ではなかったがkikumanさんは個人8位入賞!すごいなあ。
中原師匠を送って下郷へ。帰宅は5:30
アップ0h51 22km
レースとサイクリングロード往復 2h47 62km 917kcal
エアロ 今日0km 今月0km 今年787km
ロード 今日84km 今月939km 今年3020km 計5807km
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久しぶりにレースの雰囲気を楽しめましたよ(^_^)
次回はチームで出ますか?(^_^;
今度はノンビリサイクリングで走りたいですね(^_^)
お疲れ様でした。送ってもらってほんと助かりましたよ(^_^)
2010/5/24(月) 午後 9:09 [ ロータス ]
田中コーチのかくれが 下記のランニング基礎知識4
アドレスの貼り付けを拒否されてしまいます。
釈迦に説法かも知れませんが、隅男は上記など参考にしています。あと体重はレース1ヶ月前を下限になる様に調整し、微増傾向状態で臨んでいます、理屈を述べると長くなりますが心拍数も解決すると思います。それから夫婦で…はあり得ませんて、誰かに見られたら恥ずかしい限りでしょう。
2010/5/24(月) 午後 11:16 [ 隅男 ]
お疲れ様でしたぁ〜^^
レースは勿論・・・師匠の子守まで((^^;;
タイム更新おめでとうございますw
それでも自問する?
これで満足!で終わらないって事ですね^^
そうそう・・・今年の「ひめさゆり」はいつ頃
開花予定でしょうか?(見たい行きたい「ひめさゆりの丘」)
2010/5/25(火) 午前 5:42 [ みー ]
“ききょうやさん”がタイムを縮められたのはやはり日頃の鍛錬の成果です。こうして毎回タイムを少しずつ縮めていけば、それだけ長くいい気分を味わえて長く楽しめると思います。グランフォンド飯豊よろしくお願いします。お疲れさまでした。
2010/5/25(火) 午前 6:45 [ koj**un567* ]
ロータス中原師匠
ロータス中原師匠
本当に遠いところありがとうございました。
道道の写真もおもしろかったです。
レース場は懐かしく、またヒルクライムは違った雰囲気でよかったのではねいですか。
こうしたレースは、自分の指針としての役割、コンパスであってもいいかな、と思っています。
2010/5/25(火) 午後 8:20 [ ききょうや ]
みーちゃん
応援ありがとうございました。
予定の「去年の自分」越えはできたのですが、それまでのアプローチがダメでしたね。それはそれとして、「ひめさゆり」は開花が1週間遅れています。会津ポタは開花に合わせて行うつもりですが27日も間に合いそうです。
2010/5/25(火) 午後 8:25 [ ききょうや ]
Kojiさま
そうですね、少しずつでもタイムを縮めていけばそれだけ長く遊べますね。あせらず、行きたいと思います。
飯豊もあと5日ですね。天気も良さそうです。まさに人徳ですね。
2010/5/25(火) 午後 8:30 [ ききょうや ]
「うえんで食堂」、手打ち麺がたまら〜んですね
kikuman師匠の表彰を待って、近くの温泉でトップン
風呂から上がって、昼飯を食べたのは午後の3時でした
2010/5/25(火) 午後 9:19 [ ヨッシー ]
ヨッシーさま
2時前に帰ってくるつもりで結局止めても間に合いませんでした。団体優勝は残念でした。表彰式はかすって終わりでした。
また会津にいらしてください。「まげでらんに」バトル(自転車も三味線も)楽しみにしています。
2010/5/25(火) 午後 10:22 [ ききょうや ]
お疲れ様でした。楽しかったですねぇ。レースはチャレンジ。ままならないことは人生と一緒かも(笑)、そして努力すれば少しは報われるってことも。GFは、どうすっかなあ。
2010/5/26(水) 午前 6:48 [ pon**uko ]
pontukoさま
コメントありがとうございます。お会いできて嬉しかったです。大会中はいろいろとお話できて楽しかったです。
走りの方は、pontukoさんのレベルとは全く違う低いレベルですが、今回のレース中「進まない」という思いを強くしました。減量でのスタミナ不足?体重はあった方がいいのかも(笑い)
2010/5/26(水) 午後 6:52 [ ききょうや ]