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中国修学旅行を中止 真狩高「保護者の不安配慮」

(10/02 07:39、10/02 07:40 更新)

 中国への修学旅行を計画していた道内公立高2校のうち、後志管内真狩村の真狩高が11月9〜13日に予定していた上海・蘇州旅行の中止を決め、1日、保護者に文書で通知した。同校は沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の影響で日中関係が悪化し、保護者の不安が強いと説明している。

 同校は村立の農業高校。2004年から修学旅行で中国を訪れ、蘇州の農業専門学校と交流してきたが、昨年も新型インフルエンザの世界的流行で京都などの国内旅行に切り替えた。

 今回は2年生25人が参加する予定で、全員が既にパスポートを取得した。若林利行校長は「保護者から生徒の安全に不安を感じる声が寄せられた」と話す。代わりの旅行先は、同額の旅費で行ける範囲で検討中という。

 もう1校の札幌国際情報高は2年生318人が今月20〜24日に北京への旅行を計画しているが、変更の予定はない。<北海道新聞10月2日朝刊掲載>

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