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米学者、60年前に性病実験 中米グアテマラで実施

2010年10月2日20時32分

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 【ワシントン=村山祐介】米科学者が60年以上前、中米グアテマラの精神科病院で、新薬の実験のため、患者ら約700人をわざと性病に感染させようとしていたことが明らかになり、オバマ米大統領が1日、グアテマラのコロン大統領に電話で謝罪した。

 AP通信によると、実験は1946〜48年、当時は新しかった抗生物質ペニシリンが性病の予防に効果があるかを確認するため、米国立保健研究所(NIH)の資金で行われた。患者らに売春婦を差し向けたり、梅毒や淋病(りんびょう)の菌を意図的に接種したりすることで、計696人の男女が感染の危険にさらされたという。

 実験はグアテマラ当局の許可を得ていたが、内容は伝えていなかった。米研究者が文献を調べていて発見した。

 クリントン国務長官とセベリウス厚生長官が1日、「明らかに非倫理的な行為」として謝罪する声明を連名で発表。現行の医療倫理の規制が十分かどうか見直すという。

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