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2010年10月 4日 (月)

朝青龍 第2章へ

 ザ・プリンス・パークタワー東京で開かれた元横綱・朝青龍の引退披露パーティーに出席して来ました。

 相撲記者時代には最前線で追いかけていたので横綱には腐れ縁と思って頂いているようで招待状を頂きました。 だから今回は取材者ではなく、客として出席。

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 地下二階の大宴会場に詰め掛けたのは約2000人。ホテル内で最も広い部屋が、息苦しいほどぎゅうぎゅう詰めでした。

 政財界、スポーツ界、芸能界のVIIPの出席者は予想以上の数。彼の交友関係の広さを改めて感じさせられました。

 私もしばらくぶりに会ったので少しでも話したかったのですが、とてもそんな雰囲気じゃなかったですね。

 握手したとき、言葉を交わしたのは「横綱、お久しぶりっす」「オウ」だけでした(苦笑)

 相撲担当としては彼が新入幕した2001年初場所から横綱として前人未到の7場所連続優勝までを見届けました。横綱昇進を決めた2003年初場所後にモンゴルへ凱旋したときも同行しました。

 「うるさい」「黙れ」「下がれ」「この野郎、適当な記事書きやがって」と散々私も悪態をつかれましたが(苦笑)、人間的に好きか嫌いかというと、私は好きなほうですね。決して「いい人」ではなかったけど、彼を間近で取材していると常に「何をやり出すか分からない」という期待感というか興奮がありました。感情の起伏が激しく、ニコニコ話していたかと思うと、何かの拍子でいきなり激怒したりします。今思えば、その緊張感が懐かしいです。彼ほど記者の好奇心を駆り立てる取材対象はなかなかいないと思いますね。

 今後はモンゴルで政治家としての活動することを考えているようです。 政治家のドルゴルスレン・ダグワドルジを取材する日は来るでしょうか。その時にはもう「この野郎」呼ばわりはやめて寛容な心で取材に応じて欲しいものです。

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甲斐毅彦

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