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[22298] ようこそ異世界学園へ【異世界・ファンタジー・学園もの・主人公最強?】
Name: めっが~ね◆00ebb1d5 ID:5117ae79
Date: 2010/10/03 14:04
初投稿です。
拙い文章ですが暇つぶしくらいにしていただければ光栄です。
あと、若干主人公がチート気味ですので、そういうものが嫌な方はご覧にならない方が良いかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あ~まだ寝みーな」

俺は灰原冬哉、高校生だ。
今日は日曜日だから家にいるわけだが、どうも最近つまらない。
俺が通ってる学校はそれなりに頭がいいんだが、周りは将来に向けて勉強・・・してる奴もいるが大半は違う。
なにしてるかって?・・・いちゃいちゃしてんだよ学校で
正直迷惑だ、自分に彼女がいれば良い環境なのだろうが生憎そんなものはいない。
というわけで明日から始まる一週間が憂鬱なんだが、今日はどうしようか。

「そういえば、この前学校で借りた本があったな」

そういって鞄から『都市伝説Ⅱ』という本を取り出す。
なぜこんな本が学校にあるのかが不思議だが、あるんだから気にしない
それはそうと、最近こういう手のものにはまっている。
幽霊や占いなんかよりはよっぽど信じることができるし、なにより面白い
で、読み始めたんだが、

「なんだこれ、栞か?」

本の真ん中あたりに栞が挟まっていた
・・・こういうのって気にならないか?
少なくとも俺は気になる、っつーことでそのページを開いたんだが

「学校伝説?」

そこには『俺の聞いた学校伝説』なんて文字が落書きされていた、そしてなぜかこのページだけ白紙
まあ当然のごとくこういうのも気になってしまうわけで、本より落書きに興味が行ってしまったわけだ。
どれどれ・・・
『学校の廊下の突き当たりの鏡には自分の姿はうつらない。自分以外の風景が逆さま』

「は?」

ちょっと待て、自分がうつらなきゃ鏡とはいえんだろ。
しかも逆さまだと?いよいよ鏡じゃなくなってきたな

「見に行く価値はありそうだな、暇つぶしにもなるし。どこの廊下か知らんが」

ということで、「明日学校で退屈することはなさそうだなー」と思いながら貴重な一日をぐだぐだと過ごし

次の日

おいそこ、さっきまで朝だったのにとかいうんじゃない。

「お~い、とーうーやー」
「ちっ、お前か」

こいつは俺の数少ない友達で 青島雄っていうんだが、こいつも彼女もち・・・
つまりは敵だ。前言撤回 友達?なにそれおいしいの?

「つーか、彼女と登校すればいいのになんでいつも来るんだ」
「だってお前のほうが話し合うし」
「彼女に合わせろよ」
「お、逢ってみる?」
「お前漢字が違うだろ、つーか自慢したいのかしたくないのか」
「したい!」
「死ね」
「ひどいっ」

なんだかんだで学校に着いた
まあ、今日も絶賛居眠り中ってな感じで午前の授業を終え、昼休み。
飯を5分でたいらげ、例の鏡を探しに行くことにしたんだが

「なぜお前がここにいるんだ、雄?」
「だってお前が教室から出るなんて珍しいからどこに行くのかなーと」

こいつには俺が引きこもりに見えるらしい。
で、いろいろうるさいので鏡のことを話してやった

「面白そうだなそれ!」
「やっぱりこうなるか・・・」

なんかついてきた

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本題に入るに入れなくなってしまいました。
次は本題に入る予定です。



[22298] いろいろあって異世界
Name: めっが~ね◆00ebb1d5 ID:5117ae79
Date: 2010/10/02 15:26

「ここはなんだ?」

どこだ?ではないのはここがよく知っている場所だから
見慣れた廊下、そうここは俺が通っていた学校だ
なら、なぜ「なんだ?」という言葉を発したのか、
逆さまだった
なにが?と言われてもわからん。今わかるのは
右側にあったドアが左にあり、上にあった蛍光灯は下にある
おそらく見えているものすべてが逆さまだった

「どうなってやがる」

とりあえず記憶を呼び起こす

:::::::::::::::::::
数十分前

「あーその鏡なら知ってるぜ」
「本当か?つーかなんで知ってるんだ」
「ちょっと前に噂が立っててな、なんでも異世界への扉とか言われてたらしい」
「は?」
「なんか、人が突然消えるんだと」
「それはもう事件レベルじゃないのか?」
「それが、大体一日前後で戻ってくるんだとよ、でその人たちの口から出た言葉が」
「異世界に行った、と?」
「そうなんだよ、しかもその人たちは向こうの世界でちょうど3年間過ごしたって言ってるんだ」
「3年間?」
「そう、時間が合わないんだよ」
「おかしいな」
「いろいろとね」

なんてことを話しているうちに例の鏡がある廊下についた。
近くによって見たが、

「・・・普通だな」
「・・・だね」

どういうわけかしっかり自分たちがうつっていた。
まあ、うつってないほうがどうかしてるのだが

「拍子抜けだな」
「まあ噂だし?」
「それもそうだな・・・!?」
「ん?どうし・・・うわ!」

その時、とてつもない光が俺たちを襲った
そして一瞬だけあの鏡が見えた
誰もうつっていない、逆さまの鏡が

:::::::::::::::::
で、今に至るわけだ

「ここが鏡の・・・中?」

俺は十中八九そうだと結論付けた
それはいい、そう、それはいいんだが

「あいつどこいった」

辺りを見回すが誰もいない
俺と一緒に来たはずの雄の姿がないのだ

(先に移動したのか?それとも違う場所に・・・いや、そもそもこっちに来れたのか?)

とりあえず鏡を見れば何とか戻るんじゃないかと後ろを向く
ここで初めて事の重大さを知った

「鏡が・・・ない」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ようやく入れました、若干ですが。
あと、なんかホラー化してきてますね、すいません。
ここからは明るい話にするつもりです。



[22298] いきなり入学、え?
Name: めっが~ね◆00ebb1d5 ID:5117ae79
Date: 2010/10/03 14:03
「鏡が・・・ない」

これはどうしたものか
だがこのとき、実はもう一つ考えがあった。
ここでは右が左に、上が下になっている、ならば前と後ろも逆さまになっている可能性がある。
だが、もし鏡がなかったらと思うと確かめるのが怖いのだ。

「けど、確認しないと始まらないんだよな」

ということで前方を注視する、が

「霧・・・か?」

白い靄のせいでよく見ることが出来ない。
しょうがなく向こう側まで行くことにした

「まだ目が痛い、ちかちかする。しかもこの霧どんだけ濃いんだよ」

何キロもあるなら別だが、ここは学校の廊下だ。
それでも向こう側が見えないということは霧が濃いと考えるか、実は構造が変わっていて、とてつもなく距離が長くなったかのどちらかだろう。
そして、そんなことを考えているうちに自分で出した答えの前者が正解だったことがわかる。

「とてつもなく長い廊下だったら泣いてたぞ、俺」

そして、目当てのものを見つけた

「ここまで逆になってるとはな」

・・・裏返しに掛かっている鏡を・・・

どうにかひっくり返せないかとがんばってみるが無理っぽい
まあ、こんなに早く帰れたら苦労はしないよな、とか考えていると

―コツ、コツ―

足音か?
ということは誰かいるのか、というところで気がついた。
こんな世界があるのに連れてこられた人しかいないのはおかしいと。
ならば、この世界について聞こうと口を開きかけた時にまた気付いてしまった。
敵である可能性は・・・?言葉は通じるのか・・・?
これに気付き、どうしようと考えたところで
足音が止まった。そして

「そこにいる者は直ちに両手を上にして出てきなさい。こない場合は侵入者とみなし攻撃を開始します」

いきなり攻撃されるのはごめんだ
ということで、おとなしく投降したんだが・・・

「・・・なぜここにいる、雄?」
「冬哉!生きてたのか!」
「勝手に殺すな」
「いやーお前がいてくれて助かったよ、泣きそうだったもん」
「気持ち悪い」
「ひどくない!?」
「あの、ちょっといいですかね」
「あぁ、すいません、どうぞ」

うーん、見た感じ俺と同い年くらいだが男を抑える力があるということは、おそらく見た目どおりではないのだろう。
これは敬語を使うべきか?

「ある程度の話はこの方から聞きましたが、あなた方はあの鏡を通してこの世界に来たのですね?」
「ああ、そのことでいろいろと聞きたいことがあるんだが」
「なんでしょうか」
「ここはなんだ?」
「なんだ?ということは、ここが異世界だということはもうお分かりなのですね?」
「あぁ、というか本当に異世界なんだな」
「はい、ではご説明をさせていただきましょう。ここではなんですのでこちらへどうぞ」

ということで、ついていく事にした。
そして一つのドアの前で足を止めた
その扉には『学園長室』と書かれていた、ということは

「ここは学校なのか?」
「それも含めてこの部屋でお話いたします」

どうぞ、扉があけられると・・・なんかすごい豪華だった。

「うぉ!すげーこんなの見たことねー」
「静まれ」
「ゴフォ!」
「ではこちらにどうぞ」

この時点で俺の仲間の命が一つ散った
というか、この状況をスルーするこの人は只者ではない

「まだだ、まだ終わらんよ!」
「終われ」
「また!?」

よし、今度こそ散ったはずだ

「そろそろよろしいでしょうか」
「あ、あぁ、すいません」
「では、先ほどの答えからお答えしましょう」
「そうだ、ここは学校なのか」
「正しくは学園ですが、そうです」
「あいつからどこまで聞いているんだ?」
「鏡を通して違う世界から来たということくらいは聞きました」
「前にこういうことは?」
「何回もあります」
「俺たちはどうしたら戻れる?」
「いきなりそこですか、まあいいでしょう。あなた方が元の世界に戻るにはこの学園に入学していただき、特別講師として一つのクラスを卒業させることというのが条件となります」
「生徒じゃなくて講師だと?」
「そうです」
「まあ、そこはいいとしよう、で学習内容は?」
「一般常識・マナー・武術及び魔術の上達などが主な内容ですが、一般常識などは文化によって変わりますので、あなた方には武術などの指導にあたってもらうことになります」
「魔術どころか武術の心得もないんだが」
「そこは大丈夫だと思います。鏡からこちらに来た方はほとんどの方が元の世界よりすべての能力が底上げされているようなので、全力をこめたデコピンなら数メートルは吹っ飛ぶくらいには強くなっているはずです」
「とんでもないな」
「えぇ、とんでもないです、だから講師なのです」
「で、俺たちはこれからどうすればいいんだ?」
「職業を決めます」
「講師じゃないのか?」
「RPGの様なものだそうです」
「戦士とか魔術師とかって事か」
「そうです」
「どんなものがあるんだ」
「まずは魔力の計測などをしていただいて、それにあわせてこちらが決めます」
「自分では決めれないのか?」
「すべて決めるわけではないですが少なくとも前衛か後衛かくらいは決めさせていただきます」
「わかった、どこに行けばいい?」
「保健室です。あ、これが校内の地図です」
「ありがとうございます。おい起きてるだろ」
「ゴパァ!ばれてたか!」
「行くぞ」
「あいさー」

追記:RPGという単語は前に来たやつが言ってた言葉らしい
   はっきり言ってびっくりした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やっと、やっっっと本題に入れました。
これから若干主人公が最強になりますのでちょっとわくわくしてます。
主人公の口調がいろいろかわるのは今回会った女の人に対する態度がわからなかったからということで


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