(cache) 角川書店、秋に大映買収へ 徳間書店と覚書
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     角川書店は22日、映画「敦煌」(とんこう)や座頭市シリーズなどで知られる徳間書店の映画製作子会社、大映(東京、松下武義社長)の映画・ビデオの製作と配給、スタジオ運営などすべての事業を譲り受ける方向で話し合うことで大映側と覚書を締結した、と発表した。徳間側と8月にも正式契約し、11月に営業権の譲渡を受ける予定。売却額は数十億円とみられる。  映画などの優れたノウハウと、映像ライブラリーなどを手中に収めることで、角川グループの映像事業を拡大するのが狙い。映画製作など大映の基幹事業は維持する方針という。  大映は戦前に創設された映画会社で、1971年に倒産。徳間が74年に全額出資し、新たな経営陣で再スタートした。2001年8月期の売上高は前期比20・8%増の38億4500万円、経常利益は約3倍の1億7500万円だった。社員数は99人。
      【共同通信】