三次市のJR三次駅前を発着し、市街地を循環する生活路線バス「くるるん」の出発式が2日、停留所のある同市十日市中のCCプラザであった。
市の関係者や地域住民たち約30人が出席。村井政也市長が「交通手段は生活の大きな支え。しっかり利用していただきたい」とあいさつし、テープカットをして運行開始を祝った。
くるるんは十日市地区や南畑敷町、四拾貫町、三次町などの12・8キロを約60分で循環する。市が備北交通(庄原市)に委託し、1日8便を走らせる。住民の買い物や通院などに便利なよう、市中心部に路線を限定して再編した。
【写真説明】三次市街地で運行を始めた「くるるん」に乗り込む市民
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