網走駅の縦書き看板
昭和27年といいますから、網走刑務所といえば政治犯や重罪の犯罪者ばかりだった時代の話です。出所して自分の住んでいた街に戻るにはまだ空港もなく、ここから蒸気機関車に乗って行くしかなかった時代のことです。当時の網走駅長が一般的だった横書きの看板ではなく縦書きの看板にしたようです。
出所者がまっすぐ二度と横道に反れないようにとの想いをこめて と ネットのあちこちに書いています。横書き看板だから横道に反れるはやや疑問もありますが、「横へ流れる」のを嫌う。看板の字を追うと、結果、首を横に振るのを嫌う。縦書きは落ち着きますし、視線は首を縦にふります。人生の再スタートの時に、駅の看板一枚ではあるけれどげんを担いだ、粋な駅長がいた。のではないか、と わくわく日記は推理します。 昔ニポポの公衆電話だったのですが、それは無番地に立っていて、駅前はクリオネ公衆電話。そうして記念撮影用のフレーム・・ どこか寂しいのは町に勢いがないからでしょう。
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