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〜 超ロングセラーふりかけ! 〜
ふりかけの定番と言えばコレ!
丸美屋さんの「のりたま」です。
その「のりたま」をマスコットにする事で
通常のマスコットよりも、一層馴染みがあるおもしろい物に仕上がっています。
パッケージは昭和45年タイプなので
人によっては懐かしい感じがします。
のりたまサクサクマスコットです。
その名の通り、中身のふりかけは
本体を振る事で、サクサクと動きます。
中のふりかけの出来栄えは本物ソックリで
恐らく、中身を取り出してご飯にでもふりかければ
本物と見間違う事必至です。
弁当箱の横にでも置けば
携帯用ふりかけに見えます。(笑
注意:本製品は食べ物ではありません。
さて、ここで「のりたま」についてのお話です。
おもしろ雑学 |
「のりたまの歴史」
「のりたま」は1960年(昭和35年)に丸美屋食品さんによって
発売されたふりかけです。
発売されてから数十年経った現在でも
慕われている人気商品です。
丸美屋さんによると
「のりたま」開発のきっかけは
当時、戦後における卵や海苔は
現在と異なり、高価な食品であったそうで
それを旅館の料理のように、各家庭で美味しく食べられるように
だそうです。
流石にこのあたりは、人気商品だけあって
消費者の心をガッチリと掴んでいますね。
そして、発売から3年後の昭和38年には
TVアニメの「エイトマン」に「のりたま」のCMを流した事で
大ヒットして現在に至るそうです。
その時の、「のりたま」には「エイトマン」のシールが
おまけとして付いていたのも人気の要因だったようです。
更に、パッケージも時代と共に
少しずつ変化し続けています。
緑の背景を基調とした、「のりたま」の赤文字は
ほぼ同じですが、マスコットのニワトリは
いつの間にか、お供のヒヨコが増えて、より可愛く丸みのあるデザインとなっています。
尚、ここで紹介のサクサクマスコットは
昭和45年タイプで、ニワトリを含めた全体のデザインは
渋めに出来上がっています。
また、パッケージだけでなく
味付けも時代に合わせて微妙に変化しているそうですよ。
他の食品でもよく見られる
現代人に合わせての減塩化、カルシウム増量などもしっかりと行っています。
このような微妙な変化を行っていく事で
現在も人気商品であり続けられるのでしょう。
今後も「のりたま」が食べ続けられるように
丸美屋さんには頑張ってもらいたいですね。
「のりたまの美味しさの秘密はこしあん?」
ふりかけと言えば「のりたま」という人がいるくらい
「のりたま」は人気のふりかけです。
ふんわり卵フレークに、香ばしい海苔から成る
甘くも、しょっぱい味付けが美味しいですよね。
ご飯が何杯でもいけます。
さて、「のりたま」のこの美味しさは何処から来るのでしょうか?
ふんわり卵による、食感も見逃せませんが
やはり味付けが気になります。
という訳で、「のりたま」の成分を見てみましょう。
主な原材料として挙げられるのが
胡麻、鶏卵、小麦粉、砂糖、食塩、大豆
海苔、さば削り節、鶏肉、こしあん、抹茶
醤油、脱脂粉乳、青海苔、イースト
調味料(アミノ酸)、着色料(カラメル、カルチノイド)
ビタミンE、甘味料(甘草)、海草カルシウム
等でしょうか。
ご覧のように、非常に多くの成分が組み合わさって
あの美味しさが完成しています。
しかし、よく見ると微妙に存在が浮いた成分があります。
それは、「こしあん」です。
う〜ん、「のりたま」のイメージには結び付かない気がします。
甘さを出すための成分なのでしょうか?
気になるので、丸美屋さんの回答を見てみました。
丸美屋さん曰く
「こしあん」は和菓子などに使用される
「あんこ」ではなく、ただ豆を粉末状にしたものです。
従って、甘くはありません。
との事です。
という事は、甘さを出すためではなく
もっと別の何かを出すための成分なのでしょう。
恐らく、この先は企業秘密だと思われます。
どうやら、「こしあん」は「のりたま」のブラックボックスのようです。(笑
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このような台紙付きでお届けします。
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