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李、リーチ生かしアウトボクシングに徹する

 プーンサワット(左)と握手をかわし闘志を燃やす李冽理=東京都・大同病院
 プーンサワット(左)と握手をかわし闘志を燃やす李冽理=東京都・大同病院

 「WBA世界Sバンタム級タイトルマッチ」(2日、後楽園ホール)

 挑戦者・李冽理(横浜光)が王者ブーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)をのみ込んだ。予備検診が9月30日、都内病院で行われ、体格で李が王者を大きく上回った。身長で約10センチ、リーチで8センチ上回った李は「思ったより体が小さかった。オーラだったら自分の方が出てた」と豪語した。

 リング上では体格差を有効に生かし、アウトボクシングに徹する。1階級上のフェザー級から階級を下げたため、パワーに自信はあるが、リーチ差を生かしてアウトボクシングをする。

 「リーチと身長が重要なポイントになる。リーチを生かしてジャブを打って、相手が入ってくる時にカウンターを狙う」と手の内を明かした。すでに体重はリミット近くまで落ちており、順調な仕上がりをアピールした。

(2010年10月3日)

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