9回、稲垣孝を倒して防衛した三浦隆司(右)
「日本Sフェザー級タイトルマッチ」(2日、後楽園ホール)
王者・三浦隆司(横浜光)が4度目の防衛をTKOで飾った。同級1位・稲垣孝(F赤羽)から序盤に2度のダウンを奪いながら中盤以降攻めあぐねていたが、9回、破壊力抜群の左ストレートで仕留めた。強打のサウスポーは「攻めづらい相手で、判定かなと思っていたけど…。最後はきれいに倒せたので良かった」と笑みを見せた。次の目標に「WBAでもWBCでも構わないので」と、世界挑戦を掲げた。
(2010年10月2日)