ウェブハード、コンテンツの90%がわいせつ物

 現在、P2P(ピアツーピア)のファイル共有ソフトウエアを含むウェブハードは330余り(SBSコンテンツハブ調査)を数えると推定される。昨年1年間に136のウェブハードサイトが閉鎖、統合されたが、一方で、わいせつなコンテンツを強みにして、新たなサイトが雨後のタケノコのように増えている。

 ウェブハード業者G社、A社の関係者による証言を総合すると、ウェブハード上のコンテンツのうち、わいせつ物の割合は90%を占め、それによる売り上げは全体の50-60%に達すると推定される。放送通信審議委員会が昨年審議したわいせつ・扇情性コンテンツの43%がウェブハードやP2Pを通じ、流通していることが分かった。

 最近は、性犯罪の加害者がウェブハードでわいせつ物をダウンロードしていたことが判明したり、青少年が小遣いを稼ぐため、ウェブハードにわいせつ物をアップロードして摘発されたりしている。しかし、規制は緩いのが現実だ。ウェブハード事業者が「わいせつ物流布罪」で処罰されたケースは、まだ1件もない。一部が「わいせつ物流布ほう助罪」で軽い処罰を受けただけだ。

金慶和(キム・ギョンファ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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