元世界王者の徳山昌守さん(左)から王座獲得を祝福される李冽理=後楽園ホール
世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は2日、東京・後楽園ホールで行われ、同級14位で在日韓国人の李冽理(横浜光)はチャンピオンのプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)を3-0の判定で破り、新王者となった。プーンサワットは4度目の防衛に失敗した。
李冽理はアウトボクシングがさえ、プーンサワットの前進を的確なショートパンチで退けた。世界初挑戦だった李冽理の戦績は19戦17勝(8KO)1敗1分け。
日本のジムに所属する男子の現役世界王者は5人に増えた。
(2010年10月2日)