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ぼくも

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 2日(土)21時40分55秒
返信・引用 編集済
  中国と台湾の歴史経過から考えて、もはや「別の国」と考えていいように思います。
70年ころだったかな?常任理事国から中華民国が放逐されて、代わりに中華人民共和国が
「大陸を代表する政府」と認められた。その当時はまだ中国は台湾領有を主張していました。
当時としては、それには充分な理由がありましたね。
しかし、それから、まず台湾が経済発展を遂げ、国際的傾斜経済の必然として労賃の安い中国が
次の資本主義的開発対象となり、まず「生産工場」として、期待され、
そして巨大な発展を遂げた最近では今度は「市場」として期待されるようになった。
このような変遷の中から、経済的にも政治的にも、そして文化の上でも、それぞれ
独自の道を歩み始めている両国ですから、もう別々としてもいいんじゃないかと思いますね。

ただ、中国があくまでも「台湾領有」を降ろさないのは、覇権主義的な国家(共産党)の性格の他に
米軍が国際戦略の拠点のひとつとして、対中国戦略に台湾を組み込んでいることもあります。
結局、アメリカの覇権主義が中国当局に対抗措置をとらせているのでもあるのだと僕は理解しています。

やっぱり米帝打倒が、一番この問題を解決するために必要なことだな、と。
「米帝を打倒したら、中華帝国主義が残るんじゃないのか?」という疑問もありますが、
その心配は少なくとも米帝に対する心配の10数分の1か20分の1で済みます。
なぜなら、軍事力がその程度しかないんですから。アメリカみたいに世界を圧倒するような規模ではない。
世界一の軍事大国アメリカは全世界を相手にしても勝てるくらい圧倒的です。
 

いえいえ、中国の「論理」に乗ってのお話ですよ

 投稿者:TAMO2@臨時  投稿日:2010年10月 2日(土)20時58分39秒
返信・引用
  ま、あんなの「論理」以前の問題ですが。国際法的には、火事場泥棒であれ、何であれ、
世界に告示して、異論がないことを確認した「大日本帝国」のものですな。もし、違う
というのならば、「火事場泥棒だから無効」という根拠を示さなければならないが、
中国はそれを示せていない。その時点で負け。それでも中国領土というのならば、
「我々は国際法に納得できないから、それを無視します」と言えばいい。かけはしなど
の論理は、正直言って破綻している。

ってのはともかく、小生が書いたのは、中国が太古を問題にしているから、その太古
ならば、台湾と沖縄だろ、と言いたいのです。そして、ここが大事なのですが、
小生は台湾は中国の一部とはみなしておりません。


また、あるみさんが、あるみさんのブログでこの問題を詳しく分かりやすく紹介されて
いる記事にリンクを張られていましたが、今のままでは「話し合い」ではなく「漁獲
競争=自然競争?」に帰着するだけだろうなあ、という思いを強くしました。取ったもの
勝ち、、という歴史はすでに過去に何度でも。

どういう風に対話をするのかの枠組み作りを、国家によらずに作れるのだろうか?
まずはそこからですね。
 

もともとは

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 2日(土)20時32分32秒
返信・引用
  「台湾か中国か」という選択肢は無かったはずですね。
日本が領有宣言する前には台湾は中国の一部だったし
その後「日本領土」となり、戦後独立したと思ったら
今度は蒋介石が逃げ込んで事実上「独立」させてしまった。
以後60年にわたって中国本土と台湾は
別々の歴史をたどっていくわけです。

この問題を国家主義者に利用されないように、どう解決していくのか。
むずかしいものがありますね。
 

Re: だからぁ〜///へえ

 投稿者:hee  投稿日:2010年10月 2日(土)19時50分39秒
返信・引用
  > No.7536[元記事へ]

まっぺんさんへのお返事です。

> 私は「国家の立場」には立ちません。「住民・漁民の立場」に立って話してるんですよ。

私は国家の立場に立ちませんっていえばこっかの立場に立っていないことになるんだの。それで、結局、日本も、ロシアも、中国も、勧告も、同じ穴の狢だから、目くそ鼻くそですよと言うことで考えているわけですの。
 

いやいや・・・

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 2日(土)19時45分48秒
返信・引用
  近海漁業だけでなく、遠洋漁業もあるんじゃないですか?
実際、今回釣魚台で捕まったのは中国人漁民でしょう?
距離だけが関係するのかどうか。・・・海洋資源についてはやはり漁民同士で話し合ってもらいましょう。
話し合う主体は「中・台・沖(日本でなく)」でいいよね。

あと、台湾を「中国の一部」とするのか、いい加減年月も経ってるから独立国としていいのかも
また中・台人民にお任せして。
 

漁民が優先なら

 投稿者:TAMO2@臨時  投稿日:2010年10月 2日(土)19時20分56秒
返信・引用
  台湾と沖縄の民衆に尖閣諸島周辺の利権を主張する権利はあるけど、余りにも遠い大陸中国には全く権利がないと思う。  

だからぁ〜

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 2日(土)17時30分15秒
返信・引用
  私は「国家の立場」には立ちません。「住民・漁民の立場」に立って話してるんですよ。  

Re: オホーツク海の漁民を連想しますね

 投稿者:hee  投稿日:2010年10月 2日(土)17時02分16秒
返信・引用
  > No.7533[元記事へ]

てことは、中国も、日本も、ロシアも、同じだということかの?どれもこれも、同じ国家であって、同じだということかの。
 

『かけはし』平井さんの指摘

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 2日(土)16時12分43秒
返信・引用
  東アジア民衆の
国際的連帯の道

 まず一八八五年に古賀辰四郎が尖閣諸島の「貸与」を申請してから一八九五年一月の閣議決定による領有まで十年が経過している。十年間かけて、政府が慎重な「現地調査」を行った上で、「無主の地」であることを確認した上で領有宣言したのは事実だろうか。
 そうではない。一八八五年から閣議決定前年の一八九四年まで、政府も「内命」を受けた沖縄県も、尖閣諸島が中国領か日本領であるかことを確定し得ず、むしろ歴史的に中国領である可能性について排除できなかった。明治政府は中国(清国)を刺激することを恐れて、一八八五年に一回しか行わなかった「調査」の事実も秘密裏にとどめ置いた。
 その明治政府が一八九五年一月に「閣議決定」で領有を宣言したのは、前年からの日清戦争での勝利の趨勢がほぼ確定したことを見据えての措置だった。一八九五年四月の下関条約で日本は中国から台湾と澎湖諸島を植民地として略奪した。尖閣諸島の領有は、まさに日清戦争のさなかに行われたものであり、台湾・澎湖諸島への侵略・植民地支配と一体のものだった。それは竹島(独島)の領有=島根県への編入が一九〇四年の民間人による「申請」に基づき一九〇五年一月、日露戦争のさなかに閣議決定で強行されたことと全く同じやり口であった。すなわち竹島の領有も、日露戦争による朝鮮侵略と韓国強制併合の一環だったのである。
 重要なことは尖閣諸島領有の閣議決定が、全く国内的にも国際的にも公表されないまま行われたことである。一九七〇年九月に当時の琉球政府は、尖閣諸島が一八九六年一月の「勅令第一三号」によって日本の領土と定められ、沖縄県八重山石垣村に属された、としているがこれも事実ではない。「勅令第一三号」は沖縄県に初めて郡制を導入するというものであり、そこには「尖閣諸島」やそれに属する島名も書かれていない。その後も日本帝国主義の敗戦にいたるまで、「尖閣諸島」領有の「閣議決定」は一度も公示されることはなかった。
 まったく内密のうちに行われた「先占」と領有が、どうして「国際法的に正当なもの」と言えるのだろうか。これは中国や台湾からの「異議」は一九七〇年代になってからだ、とあげつらう以前の問題なのではないか。
 尖閣諸島は決して「日本固有の領土」ではない。その領有は、天皇制日本帝国主義の朝鮮・中国侵略の一環であり、その前段としての沖縄に対する「国内植民地化」の歴史の中に位置づけられるものである。共産党の民族主義的国益主義は、この意味でもきわめて反動的である。
 労働者・市民は、「中国の脅威」を煽りながらふりまかれるあらゆる「領土主義」の害毒と手を切り、東アジアの民衆的連帯と自治に基づく平和のための運動を発展させよう。
  (9月26日 平井純一)
http://www.jrcl.net/frame10104a.html より
 

オホーツク海の漁民を連想しますね

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 2日(土)14時54分21秒
返信・引用
  オホーツク海は、日ソ間で漁業協定が結ばれてましたね。いまロシアになってからも続いてるのかな?
よくわからないけど。んで、そこでの漁業区域や水揚げ量などについて国同士の取り決めがあった。
ところが日本の漁民が時々協定に違反して密漁したりして、ソ連に拿捕されてたことがありました。
漁民の側だって、生活がかかってるから、獲らずにはいられなかったんだと思います。
で、獲りすぎると資源が枯渇しますから、それについても考えなきゃならないし
一方で漁民の生活もあるから、あまりに制限をきつくするのも困る。

さて、日本の漁民がソ連に拿捕され、何日もあちらの留置所に閉じ込められたりした時
日本がわの反応はどうだったでしょう? ソ連はひどい! 日本の漁民に対して冷たすぎる!
というのが、あの頃の世論だったんじゃないでしょうか?

話は一転して、今度は逆に日本の巡視船が、中国漁民を拿捕する立場になりました。
「日本はひどい!漁民の生活などなんとも思わないのか!」という声は当然中国にあるでしょう。
それに対して日本の態度は、「ええい、うるさい!日本の領土なんだから勝手に魚をとるな!」
ですませちゃう。立場が変わればこんなもん。
日本の漁民も、中国の漁民も、ロシアの漁民も、「国家の都合」によって暮らしを左右されるなんて
たまらないんじゃないでしょうかね。

ねえ。あるみさん(=^^=)/
 

そこでドンパチやると

 投稿者:GO@あるみさん  投稿日:2010年10月 2日(土)09時36分52秒
返信・引用
  heeさんへのお返事です
>> 「尖閣諸島問題を利用した国家主義、排外主義に反対する!」ことは全く同意しますが、やはりそこに住み、漁をつづける民衆の視点も「左翼」としては欲しいところですね。
>

>てって、どういうことじゃの?

民衆が平和に漁ができない(生活できないっ)ってことですよ。主体は「そこで暮らす人」よって石垣か台湾かは問わない…。
「国家主権」に拘泥していると、「民衆」の立場に立って「軍隊だそうか〜」なんてヤなことにもなる…それこそ大変

で、左翼であるならば(「日本共産党」は主権・領土を守れと叫んでばかりだから、左翼でがない)国家の解体、弱体化を「民衆」の立場から行う、そういう視点が、未来社会を構想し建設する上で必要だ!ということです。ここの「常連さん」ならこういう主張は理解してくださると思います。

http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog

 

Re: 先島でドンパチやる気ですか

 投稿者:hee  投稿日:2010年10月 2日(土)01時57分4秒
返信・引用
  > No.7530[元記事へ]

GO@あるみさんさんへのお返事です。
>
> あとテント村さんの
> 「尖閣諸島問題を利用した国家主義、排外主義に反対する!」ことは全く同意しますが、やはりそこに住み、漁をつづける民衆の視点も「左翼」としては欲しいところですね。
>

てって、どういうことじゃの?
そこに住むとは、石垣の人か?沖縄本島の人か?久米島の人か?辺野古の人か?どう区別するんですかな?
台湾の人か、福建省人か?どう区別するんですか?
「やはりそこに住み、漁をつづける民衆」が、軍隊を使うんだと家ば、使うんですか?
石垣市では、そういう決議のようですな。
そんなんで決めていいの?
そんなんおかしいでしょうな。
 

先島でドンパチやる気ですか

 投稿者:GO@あるみさん  投稿日:2010年10月 2日(土)00時05分27秒
返信・引用
  まっぺんさん、フォローありがとうございます。
狭い宮古・八重山に2万の陸上自衛隊を増派する計画があるわけですが、狭い島での「島嶼防衛戦」がどんだけ悲惨だったか…沖縄の人は沖縄戦の経験から、よく知っています。…「本土」の人間も太平洋の島々で無謀な「玉砕」が行われたことを忘れたのでしょうか?
拙ブログ
http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-f211.htmlでは、人様のブログのコメントに合わせて
>「領海侵犯」を問題にするなら、海保の充実もしくは海上自衛隊…対米従属をやめた上での話しですが…の適切配備でしょ
なんて書いておりますが、現在の海保は他国で言えば軍隊の範疇にはいりますし、本質は米軍護衛部隊、最近はインド洋やソマリア沖での侵略戦争に加担している海上自衛隊を配備していいんだということも、ありません。漁船に対しては、まっぺんさんのご指摘のごとく、過剰防衛でしょう。

あとテント村さんの
「尖閣諸島問題を利用した国家主義、排外主義に反対する!」ことは全く同意しますが、やはりそこに住み、漁をつづける民衆の視点も「左翼」としては欲しいところですね。

というわけで10月10日には「米軍だけじゃない、自衛隊も沖縄を踏みにじるな!新宿ど真ん中デモ」
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20101010/1284179654
があるわけですが…
10・10三里塚全国決起集会
http://www.sanrizuka-doumei.jp/home/index.html
とかぶっちゃってるので、私は行けません(^^)

様々な事情により三里塚に行かない人は、新宿へいきませう

http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog

 

Re: 的場昭弘さんがNHKで資本論講座

 投稿者:プレカリアート  投稿日:2010年10月 1日(金)23時39分21秒
返信・引用 編集済
  > No.7516[元記事へ]

まっぺんさんへのお返事です。

> 昨日からすでに始まってしまっていますが、
> 変革のアソシエの共同代表でもある神奈川大学の的場昭弘さんが
> 27日から4日間、NHK教育テレビの『一週間de資本論』に出演します。
> 毎晩10時25分から50分までの25分間。たった100分で『資本論』が分かる!
> 毎回、対話するゲストが出演。昨日は森本卓郎氏でした。今夜は湯浅誠氏。
> 資本論は分厚くて、ナカナカ読めない。挫折した人も多いでしょう。
> ぼくも途中まででした。この際ですから、お勉強しなおしましょう\(^o^)/

 このNHKの番組ですが、当初は見る気がしませんでした。「毎日早朝から勤務でしんどいのに、今さら資本論なんて」と思っていましたので。でも、このまっぺんさんの投稿で、その二回目の放送に湯浅誠さんが出られるとあったので、頑張って観ました。そうしたら、正に目から鱗でした。
 資本家は労働者を少しでも搾取するために、より長時間働かそうとする(剰余労働時間の延長)。しかし、それには限界がある。労働者が死んでしまったら元も子もないし、世論の目もある。だから次は、労働時間を延ばすよりも、労働密度を上げようとする(必要労働時間の短縮)。機械も導入して、作業効率のアップに躍起となる。
 しかし、それは決して労働者の事を思ってやるのではない。ひたすらコストダウンを図るのが目的である。だから、時給ダウンや残業規制で収入が減らされる一方で、労働時間が多少減っても、「しんどさ」は全然減らないどころか、寧ろ以前よりもどんどんきつくなる・・・。もろ、今の職場の実態そのものではないか!

 残念ながら、当該番組はその第二回放送しか観れませんでしたが、この話は自分のブログでも是非取り上げたいと思っています。更に、そのブログ記事を職場新聞として、自分の周囲のバイトにも広めるべく、現在準備中です。既に的場さんの著書「超訳「資本論」」(祥伝社新書)も買いました。次回のブログ更新に乞うご期待。

http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/

 

立川テント村の声明を転載します

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 1日(金)23時11分16秒
返信・引用 編集済
  全く異議なし。同感ですね(=^^=)/ (以下)
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尖閣諸島問題を利用した国家主義、排外主義に反対する!

 9月7日、尖閣(中国では釣魚)諸島の近海で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突し拿捕された事件をめぐり、ナショナリズムの嵐が吹き荒れている。民主党菅内閣は発足後、「尖閣諸島問題で解決すべき領有権の問題はそもそも存在しない」と閣議決定し、総理署名を行った。この政府姿勢を受けて、海上保安庁が中国漁船乗組員の逮捕というこれまでにない強硬な行動に出た可能性が高い。しかし現実には、1972年の日中国交回復も、この問題を「棚上げ」にして行われたという歴史的事実がある。係争があることを認め、冷静な対話ができる環境を作り出すことこそ日本政府に求められている。

 領有権については、国際法上の問題が全世界に存在する。領土問題は漁業や地下資源などの問題が絡んで、きわめて醜い争いとなるのが常であった。戦争や侵略行為で先住民族を追い出し、奪い取った植民地が宗主国の領土とされた例は多い。とりわけ資本主義社会成立以降の帝国主義諸国間の植民地争奪戦は、二つの世界大戦を招くほど大きな争いとなった。さらに第二次大戦後の東西冷戦時と冷戦体制崩壊時には、めまぐるしく国境が入れ替わり、いくつもの国家が消滅、あるいは生まれるに至った。我々は現在、国家という枠組みの中でやむを得ず生活しているが、国家というものの呪縛に常にとらわれる必要はない。民衆の交流、国際連帯は国家の枠を越えて自由に行われるべきであるし、国民国家を越えた社会を展望するべきなのである。

 我々テント村は、今回の問題を政治利用し、日米安保体制の堅持や、沖縄の米軍基地強化、あるいは先島諸島への自衛隊配備、自衛隊の装備・訓練強化など、軍備拡張・強化に向かうすべての動きに反対する。米国クリントン国務長官は、「安保の対象に尖閣諸島がなる」と発言したとマスコミが報じたが、同時に、「アメリカは尖閣諸島の領有権(主権)については最終的に判断する立場にない」「領有権問題は当事者間の平和的な解決を期待する」とも述べている。この「安保の対象」という言葉は、中国との全面的軍事対決に踏み切ることも辞さず、という意味では全くない。米国にとって、日中が適度に対立し、緊張関係を保持し続けることは、沖縄の米軍基地を維持・強化し、日本に多額の「思いやり予算」をはき出させ続ける上できわめて好都合なのである。こうした米国の軍事戦略に乗り、アジアでの軍事的緊張関係をあおる愚かな動きに我々は対決しなければならない。この問題で、NHKをはじめとするマスメディアがナショナリズムをあおる行為に荷担しているのも強く批判されるべきである。

 菅内閣は明らかに高度の政治判断に基づいて行われた今回の行動の経過を、きちんと政府の責任において説明するべきである。そして閣議決定の内容を訂正し、冷静な対話ができる環境を整えるべきである。かつて李ライン周辺や北方海域では日本の漁船が盛んに拿捕されたが、この時も日韓、日ソ(現ロシア)間の主張の違いは大きかった。政府は、こうした現実を踏まえた冷静な対応をするべきである。

 テント村は、日本を含めアジアのすべての民衆が国家の抑圧、資本の収奪から解放されることを願うものである。極端な民族主義や排外主義、国家主義的な動きは、それがどこの国のものであれ、強く批判する。国家そのものへの本質的な批判抜きで真の民衆連帯も解放もあり得ないと断言する。

(1)政府は閣議決定を訂正し、誠実な話し合いで問題を解決せよ。
(2)マスコミは、国家主義・排外主義的な宣伝をやめよ。
(3)軍事的緊張をあおる動きに反対し、積極的に発言をつづけよう。
   以上、尖閣諸島問題への声明とする。

                 2010年9月30日
立川自衛隊監視テント村
住所 〒190―0013日本国東京都立川市富士見町2−12−10サンモール立川504
      電話FAX 042−525−9036   メール tento72@yahoo.co.jp

−*−*−*−*−*−*−*−
立川自衛隊監視テント村・立川反戦ビラ弾圧事件元被告
大洞俊之
HP http://www.geocities.jp/solea01/
 

Re: 今回の中国漁船拿捕でも

 投稿者:不逞の輩  投稿日:2010年10月 1日(金)11時31分11秒
返信・引用
  > No.7526[元記事へ]

まっぺんさんへのお返事です。

> 領土問題がからんでいる微妙な地域なら、
> このような強権的な態度で追い回すのは国際問題をつくり出すようなものです。
> 追い払うだけで充分だったのではないでしょうか。

そう思いますよ。追い払うだけで。

国会議員はバカだから「外交の基本政策にかかわる重要事項」として
自衛隊だなんだと言う(悪意はなくとも)

国会決議でも上がった日には..
 

今回の中国漁船拿捕でも

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 1日(金)08時39分15秒
返信・引用
  日本ではマスコミをあげて、まるで巡視船の方が
「中国漁船に体当たりされた被害者」のように書き立てていますが
本当にそうなのでしょうか?
その情報は一方的に「日本側の言い分」です。
まず双方の規模を考えてください。

中国漁船1隻に対して日本側は2隻でどこまでも追跡しています。
しかも巡視船は中国のオンボロ漁船の10倍の規模です。
速力も問題にならない。こういう状況の中で漁船が逃げようとして
船首を回した時にぶつかったと船長は証言しています。

領土問題がからんでいる微妙な地域なら、
このような強権的な態度で追い回すのは国際問題をつくり出すようなものです。
追い払うだけで充分だったのではないでしょうか。
 

自衛隊の派遣はすでに

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年10月 1日(金)08時28分33秒
返信・引用 編集済
  計画されています。
それが先島島民にとってどんなに困ることか、

例えば住民500人の島に100人の自衛隊員が来て
3カ月以上滞在すれば選挙権が発生します。
これでは島民の自治の破壊につながります。
これは9・26の第二期意見広告運動開始の集会で
ヘリ基地反対協の安次富浩さんも指摘していた事です。

それから、そもそも自衛隊を1000人や1万人配備したところで
百万単位の中国人民解放軍が本格的に介入したら、意味はありません。

なお、いま自衛隊と米軍の共同化・統合化がすすみ
関東では司令部の統合がなされました。
つまり米軍の指令によって自衛隊が動く体制になっている。
自衛隊の米軍のもとでの「傭兵」化が進んでいるんです。
沖縄でも米軍が撤退したあとに自衛隊が配備されようとしている。
自衛隊なら○、米軍なら×という区別に意味はありません。
 

Re: 魚釣島(尖閣)?

 投稿者:不逞の輩  投稿日:2010年10月 1日(金)07時45分1秒
返信・引用
  > No.7517[元記事へ]

GO@あるみさんさんへのお返事です。

> そんなもん、沖縄(石垣)、台湾、中国福建の「民衆」で決めればエエやん!
> 軍事力を出してどうのこうのやるなんて、愚の骨頂!
>
> 陸上自衛隊の、先島への増派!???ナンセンス!
>
> 左翼バリバリは、叫ぼうではあ〜りませんか!

いや、右翼でも左翼でも現状のなかにおいて、
先島への自衛隊の派遣はすべきと考えます。

歌舞伎町でポリスマンのパトロールが多いのと同じ。

先島への米軍の派遣なら×です。
 

Re:日沖韓の米軍基地シンポ

 投稿者:まっぺん  投稿日:2010年 9月30日(木)11時48分24秒
返信・引用
  八木さん、ありがとうございました。
ああ〜!ぼくは忙しくて行けない〜(;_T)
 

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