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TBSホールディングスが、保有するプロ野球の横浜ベイスターズの売却を検討していることが明らかになった件で、自民党の小泉進次郎衆院議員(29)が1日、「市民球団化計画」を提唱した。新潟市の準本拠地化を検討との報道もあり、同球団の2軍「湘南シーレックス」の本拠地・横須賀出身の進次郎氏は「地元の野球を愛する1人として不安」。球団再建へむけ「広島のような市民球団を目指すべき」とし、PR面などで全面協力する姿勢だ。
進次郎氏が掲げるベイスターズ再建案は、市民の活力で球団を支える広島カープをモデルとした“市民球団化計画”だ。
突然の“身売り”が明らかになった愛する地元球団に「どうなっちゃうんだろう…」と困惑を隠せない進次郎氏。近年、プロ野球の球団誘致に積極的な新潟市が、準本拠地化を検討しているとの一部報道に「地元の野球を愛する1人としてはすごく不安」と心境を語った。
進次郎氏は、関東学院六浦高で野球部に所属。横浜の2軍「湘南シーレックス」の本拠地・横須賀出身で、同チームの後援会「湘南シーレックス友の会」にも名を連ねる大のベイスターズ・ファンだ。だからこそ、幼いころから慣れ親しんだ地元球団が“衰退”していくのを黙って見ていられない。球団と親会社だけでなく横浜、横須賀市民が一体となって球団を作る構想を語った。
親会社の経営難に「どこの企業もお金は苦しい。だったら、市民が自分たちの手で球団を守るべき。ベイスターズ側が積極的に市民へ働きかけてはどうか」。現在の2軍本拠の横須賀市スタジアムも「横須賀市民球場に名前を変えてはどうかな。広島市民球場みたいに」。さらには「カープが西の赤ヘルなら、うちは東の青ヘル軍団ってのもいいね」と、次から次へとアイデアが飛び出した。
理想は広島カープだ。ほかの球団と違って親会社がなく、独立採算制で経営。原爆投下で壊滅状態の広島市で、県や市の自治体からの出資などで球団運営の資金繰りをして誕生した市民球団だ。現在、球場の名前にもあるマツダはスポンサーで、経営参加はしていない。
市民球団化構想にむけて「PRとか、市民球団課とか、どんな形でも何だって協力します」と、自らが広告塔となって先頭に立つ覚悟も明かした。親会社の経営悪化、3年連続の最下位と“沈没寸前”の地元球団の再建を、進次郎氏は誰よりも強く願っている。
(2010年10月2日06時02分 スポーツ報知)
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