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覚醒剤密輸、韓国経由で地方空港狙う? 外国人逮捕相次ぐ
覚醒(かくせい)剤約2.2キロを密輸したとして、広島県警が覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、ドイツ国籍のトーマス・クナウフ容疑者(47)を逮捕していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
逮捕容疑は9月12日、覚醒剤約2.2キロ(末端価格約2億円)をスーツケースに隠し、航空機で広島空港(同県三原市)に密輸入したとしている。
捜査関係者によると、クナウフ容疑者は「覚醒剤があるとは知らなかった」と否認している。
税関の職員がエックス線検査で二重に細工されたスーツケースの底から発見。クナウフ容疑者はドイツからドバイと韓国を経由して広島空港に到着した。
7月に韓国などを経由する同様のルートで岡山空港に入国しようとした米国籍の男が、覚醒剤約3キロを持っていたとして逮捕・起訴されており、県警は密輸組織が関与している可能性もあるとして捜査している。