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2008年の女優デビュー映画「三本木農業高校、馬術部」で報知映画賞新人賞に輝いた長渕文音(あやね、22)が、WOWOWドラマ「堤幸彦×佐野元春 コヨーテ、海へ」(来年1月3日放送)にヒロイン役で出演することになった。堤幸彦監督・脚本で歌手・佐野元春の楽曲を全編に使った“ロードムービー”。「三本木―」以来、約1年半ぶりの撮影をニューヨークで行った文音は、演じることの楽しさを再確認し、「生涯女優」を誓った。
文音はシンガー・ソングライターの長渕剛(54)と、元女優の志穂美悦子さん(54)の長女。主演デビュー映画「三本木―」で純朴な馬術部員役を好演し、報知映画賞と日本アカデミー賞の新人賞に輝いた。今回の役はニューヨーク(NY)在住のハーフで英語は流ちょう。俳優・林遣都(19)演じる主人公が父親(佐野史郎)の失踪(しっそう)の秘密を探すためにNYを訪れるが、偶然知り合ったこの青年を案内する女の子で、前作とは正反対の元気で積極的なキャラクターだ。
今年2月にNYでロケ。堤監督らスタッフは少人数で、撮影以外でも食事やミュージカル観劇をともにした。「三本木―」の時は、佐々部清監督から数十人いるスタッフ全員の名前を覚えるよう指示された。「役者、スタッフとコミュニケーションをとり、一丸となって作品を作る。佐々部監督から教わったことを今回、再確認しました。和のある現場は演じていて心底楽しかった」と文音は話す。
「三本木―」の公開から今作の撮影まで1年半。その間、次回作が決まらず焦りを感じたという。父親の個人事務所にいたが「甘えが出るから」と昨年3月、仲間由紀恵らが所属する事務所に移籍した。今作を手始めに、9月には初舞台「結婚狂想曲」で浮気性の人妻役を好演。TBS系大型ドラマ「99年の愛」が11月に放送予定で、来年2月は舞台「琉球ロマネスク テンペスト」と大作が続く。
「移籍は女優を一生やっていくため。新人賞ぐらいで自分に期待はしていません。オーディションで今回の役が決まったとき、うれしくて泣きそうになりました。現場に戻れる、演じられる喜びが大きかった」と話した。
そんな文音を堤監督は「林君とのコンビネーションも抜群、世代を象徴する難易度の高い芝居も難なくこなし、見応えある存在感を残してくれた。国境を超えることのできるニューキャラクターをまた見つけたようだ」とたたえている。
◆24日試写会&舞台あいさつ 〇…ドラマは佐野元春が音楽監修を務め、自身の楽曲「コヨーテ、海へ」などを使用。22日にビルボードライブ東京でデビュー30周年ライブを行い、この模様や足跡をたどった特別番組が来年1月3日にWOWOWで放送。来春まで3つのバンドとそれぞれ共演する記念ツアーも行っている。なお、今月24日に今作の試写会が東京ミッドタウンで行われ、堤監督、林、文音、佐野史郎、佐野元春が舞台あいさつを予定している。
◆長渕 文音(ながぶち・あやね)1988年3月17日、東京都生まれ。22歳。4歳で牧阿佐美バレエ団付属橘バレエ学校に入学し、バレリーナを目指すが、けがのため中学3年で断念。高3で演技のワークショップに参加、女優を目指す。中2からインターナショナルスクールに通い、高校も英語コース。現在は明学大に在学中。ハウス食品「北海道シチュー」のCMに出演。身長163センチ。血液型A。
(2010年10月2日06時04分 スポーツ報知)
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