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乳がん「切らずに治す」は限定的に 乳癌学会が警鐘(2/2ページ)

2010年10月3日3時4分

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 ラジオ波手術後、再発した患者を診た東京都の虎の門病院乳腺・内分泌外科の三浦大周部長は「手術後は超音波検査など画像で確認するしかなく、再発の発見が遅れる可能性がある」と指摘。学会には「再発し、今度は無料にすると言われ不信感から患者が転院してきた」(大学病院)などの例も会員から寄せられている。

 乳がんの患者は年間約5万人に上り、年々増えている。学会調査を担当した東北大の大内憲明教授は「がんが再発や進行した患者が他施設に駆け込むという報告が複数あり、看過できないと判断した」と話す。(岡崎明子)

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