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日本の司法制度を批判 強制送還の抗議船元船長
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反捕鯨団体「シー・シェパード」メンバーとして傷害罪などに問われ、執行猶予付きの有罪判決を受けニュージーランドに強制送還された抗議船のピーター・ベスーン元船長(45)が12日、同国オークランドで記者会見し、「私を裁く一方、抗議船に衝突し、沈没させた日本の捕鯨船の船長を裁かないのは間違っている」と述べ、日本の司法制度を批判した。
元船長は、「日本は自分に都合の良い時だけ、法律にのっとっていると主張する」と語った。
ニュージーランド政府にも矛先を向け、「マカリー外相は日本に手なずけられた犬」「東京のニュージーランド外交官は支援してくれなかった」と述べた。
キー首相はこれに対し、元船長は自ら日本行きを望んで捕鯨船に乗り込んだとし、「ニュージーランド政府への感謝の念がない」と批判した。(共同)
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