補給が無い。軍隊に於いてこれ程怖いものは無いだろう。 たとえそれが艦隊をも消滅させられる力のある高速巡洋艦であったとしても。
1/144ぼるけんくらっつぁー
「ヴィルヴェさーん。お客さんですよ~~」
ドレッドノート
「大丈夫。終わったら引き上げてあげるから。」
アマテラス
「まーたお前か~ 人気あっていいな~おぃ」
替る!?替わってくれる!??
・・・・・・・・・・どうやら、お客さんのようである。
韋駄天の名を持つ私に楯突くとは面白い。 音に聞こえたこの駿足で叩き潰してくれるわ!!
と言いたいところだが。最近補給が滞ってて力が出ない。。。。。
しかも、敵は例によって例の如くあいつだと思う。
『超高速巡洋戦艦 ヴィルヴェルヴィント接近!!』
目の前に見えるのは一隻の駆逐艦サイズの船。どうやら武装は7.7mm機関砲1門だけのようだ。
だが、見た目に騙されてはいけない。こいつの一番厄介な所。それは・・・・・・・・・
最高瞬間速度164ノット、戦闘速度140ノットオーバー。
その駆逐艦が、7.7mm砲のみで向かってくるのだ。防御系補助兵装満載で。
追いつかれて嫌がらせの如く後ろからコココココココココッ。
10分間。真綿で首を絞めるかのごとくコココココココココッ。
どんなに頑張って最高速度だしてもコココココココココッ。
ちょっとずつちょっとずつ7.7mm機銃でコココココココココッ。
いじめってこう言うのを言うんだなー
しかもこっちの攻撃は電磁防壁βと防御重力場βとでほぼ無効化。
コココココココココッ
コココココココココッ
『超兵器、撃破~~~~』
はいはいお疲れさん。
さて。ドレットノートさんが来るまで暫く休憩しますか。
「おーい。迎えに来たよー」
ぁ、のーちらすさんが迎えに来てくれた。 ドレットノートさんはどこいったんだろ?
「あーグロースシュトラールちゃんと買い物に行ったらしいよ。それと、いつものお客さん来てるから早めに準備してね」
もう来たのかよ。
・・・・・・・・・たぶんしばらく続くんだろーなー