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[22290] 【習作】【一発】マブラヴの咆哮
Name: 上弦◆9c67bf19 ID:a802b40c
Date: 2010/10/02 08:38
マブラヴ×鋼鉄の咆哮です。

出てくる鋼鉄の咆哮はWSG&WSCです




ちなみに、序章で登場する船のスペックは下記。

兵装①にゃんこビーム 1基
兵装②対艦ミサイルVLS 70基
兵装③対空ミサイルVLS 9基
兵装④β波動砲 1基
兵装⑤対空ミサイル発射機Ⅲ 4基
兵装⑥ASROCⅢ対潜 4基
兵装⑦35mmCIWS 3基

主缶 核融合Ⅳ 4基
主機 標準タービンε 4基

前艦橋 謎の戦艦前艦橋
後艦橋 日本戦艦後艦橋

補助兵装①自動装填装置y
補助兵装②謎の装置n
補助兵装③電磁防壁β
補助兵装④防御重力場β
補助兵装⑤謎の推進装置Ⅱ
補助兵装⑥無限装填装置

艦種 双胴戦艦
対80cm 集中防御(VP52%)



[22290] 序章  桜花作戦前哨戦
Name: 上弦◆9c67bf19 ID:a802b40c
Date: 2010/10/02 01:38
現在、我々はインド洋にきている。今回の攻撃目標はカシュガル。 所謂オリジナルハイヴだ。もっとも、高々戦艦一隻ごときでオリジナルハイヴを攻略できるとは思っていないが。


「閣下。後10分前後で作戦開始となります。」

「あいあい。 りょーかいしましたー」

いつの間にか閣下にまで祭り上げられているが、とりあえず返事だけはしておく。


10分前後。適当な時間である。 もっとも、桜花作戦の開始はこれから約12時間後。
当艦の任務はオリジナルハイヴ及び直近のボパールハイヴの地上敵の斬減。というアバウトな物だ。

単独作戦であり、桜花作戦とすら殆ど連携しておらず、求められている事すら


”桜花作戦で地上敵がいなかったらいいなー”


程度の物だ。

とりあえず、作戦を開始しよう。


「作戦を開始する。1-40番をカシュガル。残りをバポール。全弾頭通常弾頭。各個に撃て」


合計70基のVSLが次々に開戦の狼煙を上げてそれぞれの目標に向かって疾駆していく。




「第一セル射撃完了。続いて第二セル射撃中です。 尚、第一セル迎撃率は97%でした。」



迎撃率97%。通常の作戦であれば弾頭を通常弾から重金属弾頭に変更して射撃すべきであろう。
最も、まっとうな指揮官であれば最初から通常弾の弾頭では無く重金属弾頭を使用すべきなのだろうが。


「んー。 了解。3%でどの程度減ったかなー」



本々全弾命中を期している訳ではなく、あと11時間以内に出来るだけ殲滅できればいいのだから。



「第二セル射撃完了。続いて第三セル射撃中です。 尚、第二セル迎撃率は95%でした。」

この間約6分。
迎撃率が下がって無いのはハイヴ内から光線属種が出てきたためか、それとも、着弾した範囲に光線属種がいなかったからか。

多分、後者であろう。なにせメクラ撃ちなのだから。



「佐藤艦長。光線属種の評定をした方が良いのではないでしょうか?」


オブザーヴァー件帝国海軍との連絡役として乗艦している田所艦長からそう進言があった。




「本来ならその方がよいのかもしれませんね。ですがあと11時間あります。特に問題はありません」


「・・・・・佐藤艦長。確かにこの艦は巨大でVSLも多数配備しておりますが、この第三セルを撃ち終わったら再装填をせねば成らな」
「第三セル射撃完了。続いて第四セル射撃中です。 尚、第二セル迎撃率は90%でした。」

田所艦長の話をぶった切り、オペレータからの連絡。 ホンライハマズインダローナー



「佐藤艦長。インドネシアに我々帝国海軍のドックがあります。補給は其処で行えばよいかと思います」


「・・・・・・・・・・? あ、ありがとうございます。もしもの時は寄らしていただきますね。」



((さてさて。田所艦長は何を危惧されておるのやら?))
実のところ、なんとなく分かる。

通常のVLSは4セルで1基(ワンセット)という形式をとっており、そこに4発のミサイルを搭載するか、又は3発のミサイルと1機の装填用クレーンを装備しているものなのだ。


つまり、この時点で装填用のクレーンは無いことになる。 即ちドック入りし再度装填を受けねばならないのだ。


「第四セル射撃完了。続いて2順第一セル射撃中です。 尚、第四セル迎撃率は74%でした。」

いい所に当たったらしい。迎撃率が一気に下がった。



「あ・・・・ あの、 佐藤艦長。一度外に出て来てもよろしいでしょうか?」

「申し訳ありません。田所艦長。現在ミサイルの射撃中であり、甲板上は大変危険です。気分が御悪いのあれば衛星を呼びますが如何いたしますか?」



若干青い顔をした田所艦長。何かあったのだろうか?

「いえ、そう言う訳ではありませんが・・・・。 少々このフネについてお伺いしても宜しいでしょうか?」

「機密にかかわらないことであれば。それで、どうなさいました?」

「このフネのVLSは何故装填作業もせずに射撃できるのでしょうか?」


・・・・・なるほど。田所艦長には伝わって無かったらしい。
それでインドネシアの海軍基地へのドック入りを勧められた。 と言う事か。


「本艦には”無限装填装置”が搭載されています。従って現状において補給の心配はありません。」

「夢幻装填装置? それはどう言った物でしょうか?」

「はい。無限装填装置とは読んで名の如く、弾薬を必要な、例えばVLSなり、砲の薬室などに装填する装置です。之によって弾薬補給、弾薬装填などの作業が省略可能です。また、砲身寿命などの問題からも解放されました。」

「・・・・・・・・・・・なるほど。」




攻撃開始3時間後。

「6順第一セル射撃完了。続いて6順第二セル射撃中です。 尚、第一セル迎撃率は0%でした。」

6順と一セル   都合490発のトマホークミサイルを射出した時点で迎撃率0%、つまり光線属種の迎撃は無いと言う事だ。


「田所艦長。とりあえず作戦の第一段階は完了しました。あとはこの調子で桜花作戦開始時点まで射撃を継続します」






 
インド洋に浮かぶ巨大双胴戦艦。もちろんその船は”あいとゆうきのおとぎばなし”に元々あったものでは無い。ならばどこから?





   それは・・・・・・・・・



[22290] 外伝 ヴィルヴェルヴィント君の憂鬱な日課
Name: 上弦◆9c67bf19 ID:a802b40c
Date: 2010/10/03 00:03
補給が無い。軍隊に於いてこれ程怖いものは無いだろう。 たとえそれが艦隊をも消滅させられる力のある高速巡洋艦であったとしても。


1/144ぼるけんくらっつぁー
「ヴィルヴェさーん。お客さんですよ~~」

ドレッドノート
「大丈夫。終わったら引き上げてあげるから。」

アマテラス
「まーたお前か~ 人気あっていいな~おぃ」

替る!?替わってくれる!??


・・・・・・・・・・どうやら、お客さんのようである。

韋駄天の名を持つ私に楯突くとは面白い。 音に聞こえたこの駿足で叩き潰してくれるわ!!



と言いたいところだが。最近補給が滞ってて力が出ない。。。。。

しかも、敵は例によって例の如くあいつだと思う。






『超高速巡洋戦艦 ヴィルヴェルヴィント接近!!』




目の前に見えるのは一隻の駆逐艦サイズの船。どうやら武装は7.7mm機関砲1門だけのようだ。
だが、見た目に騙されてはいけない。こいつの一番厄介な所。それは・・・・・・・・・







最高瞬間速度164ノット、戦闘速度140ノットオーバー。







その駆逐艦が、7.7mm砲のみで向かってくるのだ。防御系補助兵装満載で。


追いつかれて嫌がらせの如く後ろからコココココココココッ。


10分間。真綿で首を絞めるかのごとくコココココココココッ。

どんなに頑張って最高速度だしてもコココココココココッ。

ちょっとずつちょっとずつ7.7mm機銃でコココココココココッ。



いじめってこう言うのを言うんだなー

しかもこっちの攻撃は電磁防壁βと防御重力場βとでほぼ無効化。




コココココココココッ
コココココココココッ



『超兵器、撃破~~~~』



はいはいお疲れさん。


さて。ドレットノートさんが来るまで暫く休憩しますか。



「おーい。迎えに来たよー」


ぁ、のーちらすさんが迎えに来てくれた。 ドレットノートさんはどこいったんだろ?

「あーグロースシュトラールちゃんと買い物に行ったらしいよ。それと、いつものお客さん来てるから早めに準備してね」



もう来たのかよ。

・・・・・・・・・たぶんしばらく続くんだろーなー



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