タイトル奪取した李冽理(左)をたたえる徳山昌守=後楽園ホール(撮影・会津智美)
「WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(2日、後楽園)
同級14位の在日韓国人で挑戦者、李冽理(横浜光)が3‐0の判定勝ちで、王者、フーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)を下し、新チャンピオンになった。序盤から王者が前に出て李がカウンターで迎え撃つ展開が続き、正確性で上回った李に軍配が上がった。
李は「本当に頭が真っ白で、チャンピオンになったことをゆっくり1人になって実感したい。自分のボクシングに徹することで精いっぱいだった。貫き通せたと思う」と話した。
(2010年10月2日)
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