フィギュア 日本V…2年ぶり4回目 高橋4回転成功
毎日新聞 10月2日(土)19時35分配信
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| メダルを掲げて優勝を喜ぶ日本の(左から)小塚崇彦、安藤美姫、浅田真央、高橋大輔=さいたまスーパーアリーナで2010年10月2日、山本晋撮影 |
【写真特集】高橋大輔、4回転成功、浅田は不満足そう…演技などを写真で
◇右ひざ手術以来初 「やる前にあきらめない」心に決め
冒頭、4回転トーループが鮮やかに決まった。08年3月の世界選手権以来となる4回転ジャンプを決めた高橋。自身も「ビックリしてしまい」、次の3回転半ジャンプを失敗してしまった。それでも合計点は160点に迫り、「(現時点で)この評価。練習する気力がわいてきた」と自信を深めた。
右ひざ手術からの復帰(09年10月)後、試合で一度も成功していなかった。バンクーバー五輪でも失敗。直後の世界選手権(イタリア)では回避も考えたが、長光歌子コーチに「宝くじは買わないと当たらない」と背中を押され、挑戦。ここでも失敗したが、「今後はやる前にあきらめないよう」心に決めた。
「五輪で出ていればなあ」と悔しげな表情も見せたが、「4回転よりも、(今季の)プログラムの欠点をたくさん感じた」と高橋。大きな課題を一つクリアし、演技の充実に集中できそうだ。【芳賀竜也】
○…佐藤信夫・新コーチになってから初試合の浅田。フリーのみで行われた今大会の92.44点は、シニア転向後でワースト得点。3回転ルッツと3回転フリップで転倒し、トリプルアクセル(3回転半)も1回転半になった。今季は全種類のジャンプを跳べるように練習しており、「(完成には)ほど遠い」と浅田。だが、今大会の公式練習で手応えを感じ、「もうちょっとやれば安定していく」と前向きだった。一方、佐藤コーチは「ジャンプの前に一瞬、滑りが止まる感じもある」と課題を指摘した。
▽団体(1)日本517.36点(2)北米517.23(3)欧州460.11
▽男子(1)アダム・リッポン(米国)166.63点(2)高橋大輔(関大大学院)159.19(4)小塚崇彦(トヨタ自動車)150.71
▽女子(1)ジョアニー・ロシェット(カナダ)122.71点(2)安藤美姫(トヨタ自動車)115.02(5)浅田真央(中京大)92.44
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最終更新:10月2日(土)21時46分
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