オーディオと電源
ブレーカー比較・解析
WAVES PAZの精度
書き出したデータ(txt)をExcelで読み込み、さらにO-Chartでグラフ化します。
PAZデフォルトの表示では分かりにくかったものが、拡大、複数並ぶことにより見えてくると思います。差の大きな部分で2dB程度の差が見て取れます(350Hz、900Hz付近)。3kHz以上では1dB前後の差が断続的に存在します。
このことから1〜2dBの差は誤差として吸収すべき数値であることが解ります。これがPAZの精度に起因するものか、周辺環境に依存するものかは今のところ不明です。
同じファイルの同一範囲を再生して得られる結果なので、もう少し精度が上がっても良いのでは?と思いますが、現状ではProToolsTDM上で実行できるアナライザーはこれだけのようなので、欠点を見極めながら使用する他ないようです。
METRIC HARO SpectraFooのTDM版(またはRTAS)がリリースされれば状況は変わるでしょう(同社MobileI/Oは当初、SpectraFoo用のインターフェイスとして開発されたようです)。
また、各種FFTアナライザーが存在しますが、外部アナライザーではAD、サウンドカードの性能に左右される懸念があること(それでも試してみたい製品はあります)。
DAWであればサンプル精度でファイルの開始点を揃えられるため、正確な比較が可能である点。
プラグインであれば、内部処理するため、劣化が少ないと考えられます。
さらに、ファイルをコピー&ペーストして別のトラックに貼付けます。
上のトラックがオリジナルのファイル、下のトラックがコピーしたものです。
サンプル単位で波形が揃うように合わせます。
この状態で波形を比較します。
同一範囲を選択し、それぞれのトラックを再生させ、マスタートラック上にインサートしたPAZで計測します。
それぞれのトラックの比較。
見かけ上、ほとんど差はありません(定位は差が出ていますが、先の結果でも一定しないようなので対象外とします)。
さらにデータを書き出し、比較してみます。
この結果から、誤差は少ないものであると言えます。