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香港船籍・貨物船と漁船が衝突 けが人なし 加賀沖

2010年10月2日

写真

左舷などが大破した第2大栄丸=加賀市小塩町の橋立漁港、長田豊撮影

 1日午前1時半ごろ、加賀市・橋立漁港の西約18キロの沖合で、県漁協加賀支所所属の底引き網漁船第2大栄丸(17トン、5人乗り)と香港船籍の貨物船「DA PING」(5275トン)が衝突した。敦賀海上保安部によると、第2大栄丸が左舷などを損傷したが、双方の船にけが人はないという。貨物船は衝突後も停船せずに航行を続けようとしたといい、同保安部が業務上過失往来妨害の疑いで、双方の船の乗組員から事情を聴いている。

 同保安部によると、第2大栄丸が北東へ航行中、北から来た「DA PING」と衝突したとみられる。「DA PING」は30日に富山県・伏木富山港を出発し、福井県・敦賀港へ向かっていた。

 県漁協加賀支所によると、第2大栄丸は30日深夜に橋立漁港を出港し、1日午後5時ごろに帰港する予定だった。衝突後、自力で航行して午前4時ごろ帰港した。

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