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【SS元船長 求刑(1)】ベスーン被告、除名処分「受け入れる」 赤らんだ顔で傍聴席ぐるり見回し (1/5ページ)

2010.6.10 15:24
このニュースのトピックスシー・シェパードの調査捕鯨妨害事件
堂々とした表情で初公判に臨んだピーター・ベスーン被告=10年5月27日午前、東京地裁(イラスト・今泉有美子)堂々とした表情で初公判に臨んだピーター・ベスーン被告=10年5月27日午前、東京地裁(イラスト・今泉有美子)

 (13:30〜14:00)

 《環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」のメンバーによる日本の調査捕鯨妨害事件で、艦船侵入や傷害など5つの罪に問われたSS抗議船「アディ・ギル号」元船長、ピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)の第4回公判が10日午後1時30分、東京地裁(多和田隆史裁判長)で始まった。反捕鯨の名の下に、過激な暴力的妨害を繰り返してきたSSの行為を裁く一連の公判も終盤にさしかかろうとしている。この日は、検察側のベスーン被告に対する論告求刑と弁護側の最終弁論が行われ、結審する予定だ》

 《ベスーン被告は今年2月、南極海の公海上で調査捕鯨中の捕鯨船団に、酪酸(らくさん)などを投げつけて、乗組員にけがを負わせたとして傷害罪で起訴されているほか、その後、日本船にナイフを隠し持ったまま侵入したとして艦船侵入罪などにも問われている》

 《公判で、ベスーン被告は艦船侵入罪などの起訴内容について大筋で認めているが、捕鯨妨害で酪酸入りの瓶を投げたことについては、「いかなる人にも傷害を負わせる意図はなかった」と強調。弁護側も傷害罪の適用について、争う姿勢を見せている。公判の最大の争点は、捕鯨妨害で行った行為が傷害罪に当たるかという点だ》

 《法廷は前回までと同じ426号法廷。ベスーン被告本人に対する被告人質問とあって、開廷前には21枚の傍聴券を求め、279人が列をつくった》

 裁判長「それでは被告を入廷させてください」

【シー・シェパード事件】これまでの詳報

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堂々とした表情で初公判に臨んだピーター・ベスーン被告=10年5月27日午前、東京地裁(イラスト・今泉有美子)
スーツ姿で法廷に現れたピーター・ベスーン被告=10年5月27日午前、東京地裁(イラスト・今泉有美子)
ベスーン被告の初公判が開かれた東京地裁前で、シー・シェパードの活動などに抗議する人たち=10年5月27日午前
東京海上保安部による第2昭南丸の実況見分に立ち会うピーター・ベスーン被告(左下)=10年3月、横浜港で共同通信社ヘリから
第2昭南丸(右側)と衝突したシー・シェパードの捕鯨抗議船「アディ・ギル号」=10年1月(日本鯨類研究所提供)

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