日本相撲協会が30日、両国国技館で定例の理事会を開き、九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に先立ち、11月4日に市民激励会(仮称)を福岡市内のホテルで行うことを承認した。関係者を除いた幅広い立場の人の参加を募り、相撲協会を激励することが目的だ。
福岡商工会議所が中心になって開催。これまで、相撲協会に寄付金を支払った維持員に向けての会合はあったが、広く市民へ向けたイベントの開催は「例がない」(協会広報部)という。
同商工会議所の担当者は「詳細が決まりましたら、一般市民の方を募りたい」としている。協会は参加費5000円の会費制で約2000人の参加を見込んでいる。昨年の大入りは4日間だけと不入りに悩む九州場所の起爆剤となるか。
(2010年10月2日)