シングルス準々決勝を制して大喜びする、フランチェスカ・スキアボーネ=有明テニスの森公園
「東レ・パンパシフイツクOP第5日」(30日、東京有明テニスの森)
シングルス準々決勝で全仏オープン覇者のフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)がカイア・カネピ(エストニア)に7‐5、4‐6、7‐5で競り勝つなど、ベスト4が出そろった。第7シードのエレーナ・デメンチェワが、準決勝でスキアボーネと対戦。第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は第8シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。
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シングルスで、3時間を超える熱戦を制したスキアボーネは最後のポイントを奪うとコート上で跳びはねて喜んだ。「積極的にポイントを取りにいき、ネットにも出られた」と笑顔で勝因を語った。ことしは全仏オープンで優勝するなどクレーコートを得意とするが、最近はハードコートも苦にしなくなった。準決勝に向け「簡単に取れるポイントはない。声を出して叫んでプレーし、点を奪いにいきたい」と闘志むき出しで臨む。
(2010年10月2日)