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【格闘技】

李冽理 10センチ低い王者見下し

2010年10月1日 紙面から

 WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(10月2日、東京・後楽園ホール)の予備検診が30日、東京都内で行われ、挑戦者の李冽理(り・れつり、28)=横浜光=が王者プーンサワット・クラティンデーンジム(29)=タイ=と初対面。身長で10・3センチ、リーチで8センチ上回り「この差が重要になる。(相手は)思ったより体が小さいなと。自分の方がオーラ出てたのかなあ」と王者を見下ろした。

 在日韓国人3世の李は韓国音楽、K−POPが大好き。男性グループならBIGBANG。女性グループならKARAがお気に入りだ。「日本でブームになる前から知ってました。言葉も分かるので歌詞も理解できます。勝ったらヒップダンス? 面白いですね。目立つのが好きなので」と、まんざらでもなさそう。

 試合のカギは、やはりリーチを生かした攻撃だ。石井会長代行は「プーンサワットに勝つお手本を見せます」と自信たっぷり。左ジャブを突いては、まるでK−POPダンスのように速いステップで距離をとる。それを12ラウンド繰り返す。リング上で踊って踊って、最強王者を倒すつもりだ。 (森合正範)

 

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