「ウルトラマン」の著作権を持つ円谷プロダクション(東京・世田谷)から海外での映画やキャラクターの独占利用権を譲り受けたとするタイ人社長が、円谷プロがいまだに権利を手放していないとして1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。阿部正幸裁判長は原告側主張を認め、円谷プロに約1600万円の支払いを命じた。
ウルトラマンの海外での権利を巡っては、円谷プロ創業者の故・円谷英二氏と親交が深かったタイ人社長が「1976年に円谷プロから権利を譲渡された」と主張。円谷プロ側は「譲渡契約書は偽造されたもの」と反論し、双方が長年にわたり対立している。
阿部裁判長は判決理由で「契約書は真正で有効に成立している」と認定。円谷プロが現在もタイや韓国など7カ国で利用権を別の会社に認めていることを「タイ人社長との契約上、債務不履行に当たる」として、円谷プロに賠償を命じた。
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