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【世論調査】対中感情悪化 20代男性87%「中国を信頼できない」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:世論調査
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、尖閣諸島沖の漁船衝突事件を巡って、日本国民の中国への感情が悪化していることが浮き彫りになった。「中国が信頼できない」とした回答は8割だったが、男性20代では87・0%に達するなど、若年層にも「嫌中感情」が存在していることを裏付けた。女性では、中国を信頼できないとしたのが最も多かったのは40代(91%)だったが、20代でも84・8%と高率だった。
若い世代で注目されたのは、今回の事件を通じて「日本は圧力を加えれば屈するというイメージを持たれる懸念がある」とした回答が、20代男性の94・2%に上った点だ。30代男性の9割も「菅政権の対応は弱腰」としている。若年層の嫌中感情が、日本政府への批判に結びついている可能性もありそうだ。
一方で20〜30代で多かったのは日米同盟を「強化すべきだ」との意見だ。
今後の日米同盟について「強化すべきだ」との回答は男性30代で48・9%と世代間で最も高く、「現状のままでよい」は33・3%にとどまった。20代も46・4%と高かった。