2010年8月4日 21時43分 更新:8月4日 22時47分
菅直人首相は4日夜、自らの「消費税率10%」発言について記者団に「超党派の協議を呼びかけた中で自民党の案に触れたことがいろいろと誤解を生んだ。今は(民主)党の議論を待っている」と語った。首相は参院選で自民党が公約した消費税率10%を参考に引き上げを検討する方針を示していたが、これを事実上撤回し、白紙で党政策調査会の論議に委ねた。超党派の協議についても「可能かどうか、判断してもらいたい」と党内の検討結果を待つ考えを示した。【倉田陶子】