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理事長挨拶

病院開設21周年を迎えて

「光陰矢の如し」とは本当に良く言ったものと思います。私が昭和47年に医学部を卒業後、神戸大学付属病院、県立淡路病院、県立こども病院の研修を経て、神戸大学医学部で学位を授与された後、大阪の財団法人 住友病院に10年勤務、その後に現在の病院を設立しました。開院した昭和63年は、ちょうど病院の新規開設規制の最終の時期でした。最初は150床の病院を想定していましたが、近くの市民病院が200床前後であったので、個人では運営が困難と判断して115床に変更しました。当時はホテルのような国公立の病院がかなり建てられていました。現在はどうでしょうか?県立病院の多くは廃止する事を前提で今、動いています。全国で多くの公的病院が廃院の予定に上がって来ています。あの膨大な資本投下(税金を使用)は、一体何の為にされたのか?だれの責任なのか?誰が責任を取るのか?本来はハッキリさせるべきものと考えています。民間病院が出来る事を、官公立病院が中心になってする必要は無いと思います。基本的に民業の圧迫は「不自然であり差別」と思います。幸いにも開設後は周辺の皆様のご支援、ご指導の結果により、この21年間、病院も大過なく経緯する事が出来ました。又、大きな問題もなく入院、外来患者さんも多数来られる状況が続き、今日に至っています。2007年には「矢野経済研究所」が発行している医療法人の統計、報告の中で、医療法人社団 白眉会グループは全国にある約9,000医療法人の中で、注目すべき50法人の一つに選ばれております。規模的にはもっと大きな法人は沢山有りますが、運営方法がモデル的なので選ばれたものと思います。グループで託児所から病院、有料老人ホームまでこれぐらい多彩に施設を有している所は多くありません。

 今後の医療福祉の展開については、基本的に国がGDPあたりの負担割合を、欧米並みに上げていけばそれほど大きな問題にはならないと思いますが、しかし現状、国はその意思はない様で自然に多くなる医療費、介護費用は(高齢者が増えれば費用が増えるのは当たり前です!)総枠の%固守で、個人負担を増額していく方向の様です。特別会計からの予算を一部回せば事足りる話と思いますが、国にとって一体何が大切なものか、どうかの判断が上手く出来ないようです。「国を守る費用、国民の健康を守る費用、教育の費用」等は国が負担すべき最優先の政策であり当然、最重要項目の一つと思います。人間は健康で無ければ車の運転も出来ないし、道路も利用できません。「人」有っての人間社会と思いますが、現実はどうでしょうか?本当に必要な物は何か、それを考えればおのずと先が見えて来る筈です。

 新病院の内容について、病床数には大きな変化は有りませんが、@格段に改善された療養環境(面積的には現状から約2.5倍の約1万平米、個室も30室確保)、Aリハビリ部門の充実(既に神戸学院大学リハビリ学科との連携が約束されています)、B健診部門、人間ドック部門の充実(5階専門フロアーの確保、全国健康保険協会管掌の健診、全日本病院協会、日本病院会および日本人間ドック学会の施設指定を受けております)、C入院透析の充実(15床予定)も行い通院が困難な高齢者の透析にも対応が出来る施設、勿論外来透析も現在の病院でサテライト施設として運営(40〜50床予定)D検査機器の充実(MRI、デジタル放射線機器等)、E電子カルテの導入による一元化したカルテ管理、地域連携の促進、Fマンパワーの充実(基準看護の維持、ヘルパーの確保、メディカルクラークの導入)と確保、それに伴う医療レベルのクオリティーの確保、G高齢者施設の充実の一環として高齢者専用賃貸住宅の建築(現病院の改修工事で対処)H在宅療養支援診療所の開設(往診専門診療所)、デイケアー部門の開設I院内託児所の開設、J鍼灸、マッサージ、ネイルケアー((高齢者専用)、パワーリハビリ(機械によるトレーニング)等まだ色々と検討していますが、概要はこのような計画です。


医療法人社団白眉会 佐野伊川谷病院 理事長 佐野 均

 

3月7日現在の工事進行状況3月7日現在の工事進行状況

 平成22年4月現在

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