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最終更新:2010年10月1日(金) 14時1分

石川沖、香港コンテナ船と漁船が衝突

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 1日未明、石川県加賀市沖の日本海で、底引き網漁船が中国・香港籍のコンテナ船と衝突しました。双方の乗組員にけがはなく、海上保安部で事故の原因を調べています。

 1日午前1時半ごろ、加賀市の沖合いおよそ20キロの日本海で、地元の底引き網漁船「第二大栄丸」(17トン)が、香港籍のコンテナ船「ダ・ピン号」(5275トン)と衝突しました。

 この事故で、大栄丸は船の左側を損傷しましたが、5人の乗組員にけがはありませんでした。

 「ダ・ピン号」がそのまま航行したことから、仲間の漁船が追跡し巡視艇が確認した結果、船首に漁船のものとみられる白い塗料が付いていたことから、敦賀港に入港させたということです。

 「ドーンやわいね。船がひっくり返るほどの衝撃。(衝突した船は)コンテナ船という話だけど真っ暗だったし・・・」(「第二大栄丸」・福畑文二船長)

 敦賀海上保安部では、業務上過失往来危険の疑いもあるとみて、船長らから当時の状況を聴いています。(01日13:41)

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