2010年8月3日 22時12分 更新:8月3日 23時45分
経済産業省と観光庁は3日、地域ごとに大型連休をずらして取得する「休暇分散化」に関するインターネットでの調査結果を発表した。「効果がない」との回答が約65%に上り、慎重な意見が目立った。
分散化した場合のデメリットについては、「休日の異なる地域に住む家族や友人に会えなくなる」が27%で最も多く、次いで「企業の経済活動などに支障が生じる」(24%)だった。調査は6月22日~7月12日に実施、延べ1万5536人が回答した。
分散化案は地域活性化などを目指すもので、今年3月に公表された。同省などは調査結果を今後の検討資料として活用する方針。