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「竹原アニメ」観光客増期待、「たまゆら」11月から販売…広島町並みや呉線 実際の風景描く広島県竹原市を舞台にしたオリジナル・ビデオ・アニメーション(OVA)の制作が進んでいる。「美少女戦士セーラームーン」「ケロロ軍曹」などヒット作で知られる佐藤順一さん(50)(東京都練馬区)が監督する「たまゆら」で、商店街や海岸線を走る鉄道など、実際と同じ風景が登場。アニメの舞台が人気の観光スポットとなる例が多いだけに、地元では「観光客誘致の起爆剤になれば」と期待する。 (藤基泰寛)
「たまゆら」は、主人公の女子高校生・沢渡楓が、亡くなった父親が子どもの頃に住んでいた竹原市に移り住むことから始まる。写真好きの楓は市内をカメラに納め、その中にみんなを幸せにする「たまゆら」が映っているという物語。 佐藤監督は「鉄道が走る海沿いの町」を想定。スタッフが探した候補地の中から「古い町並みが残り、生活感が漂っている」と竹原市を選び、昨春、制作を開始した。 自身も市内で資料用の写真を撮影し、住民にも取材。江戸時代の面影を残す町並み保存地区、瀬戸内海を背にしたJR呉線など美しい風景が画面を彩り、お好み焼き店や木造の写真館などが、本物と見まがうばかりに描かれている。 人気アニメ「けいおん!」に登場する校舎のモデルとされる滋賀県豊郷町の小学校には、「聖地巡礼」と称してファンが殺到。県内でも映画「崖の上のポニョ」の舞台とされる鞆の浦も観光客が増加しており、市観光交流室は「映像と本物を見比べに来る人が多いはず」と期待する。 全4話。DVDとブルーレイに2話ずつ収録し、第1巻は11月26日、第2巻は12月23日に販売される。佐藤監督は「都会に住んでいる人たちに、懐かしいと感じてもらえる作品になった。日常生活を忘れ、のんびりとした気分に浸ってほしい」と話している。 (2010年10月1日 読売新聞)
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