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医薬品輸入急増、拠点は関空 日本初の定温庫が稼働

2010.9.29 11:34

 国内空港初の医薬品専用共同定温庫が関西国際空港で完成し、オープニングセレモニーが29日、定温庫内で開かれた。温度管理が課題だった医薬品の取り扱いを伸ばすことで、医薬品の物流拠点を目指すという。

 KIX Medica(キックス・メディカ)として30日から稼働する。1期島の国際貨物地区に約1億円をかけて計750平方メートルの定温庫を整備。うち約100平方メートルは5度、ほかは20度の一定温度に保たれる。1カ月最大約800トンの取り扱いが可能という。

 比較的軽量で高価な医薬品は航空貨物向きとされるが、品質保持のため温度管理が課題だった。関西国際空港会社では、医薬品の製造、研究拠点の多い関西での医薬品物流拠点づくりはメリットが見込めるとし、定温庫で課題を解決するとともに、昨年に過去最高の約4280億円となった医薬品輸入をさらに伸ばす狙いだ。同社は「医薬品輸送のオンリーワン空港を目指す」としている。

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